新帝国主義論

武者 陵司著
2007年4月13日 発売
定価 2,090円(税込)
ISBN:9784492394823 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:360

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概要

先進国と中国・インドの間の圧倒的な賃金格差が、多国籍企業に超過利潤をもたらし、世界経済を未曾有の繁栄へと導いていく。著名エコノミストがそのメカニズムを解き明かす。

目次


第1章 新しい経済的現実、言葉を失う経済学
第2章 21世紀初頭の経済革命、
       「地球帝国」の成立と恩恵
第3章 地球を覆う相互依存の分業体制
第4章 「地球帝国]循環の成立とドル体制
第5章 「地球帝国」の経済学
第6章 日本の危機を救った
       「地球帝国」の成立と利潤率の回復
第7章 「地球帝国」経済の展望とリスク

著者プロフィール

武者陵司
むしゃ・りょうじ

武者リサーチ代表、ドイツ銀行グループアドバイザー。
1949年長野県生まれ。1973年横浜国立大学経済学部卒業。同年大和証券入社。73~87年まで、企業調査アナリストとして繊維、建設、不動産、自動車、電機・エレクトロニクスを担当。
89年、大和総研設立により同社へ出向。88年ニューヨーク駐在、大和総研アメリカチーフアナリスト。93年大和総研企業調査第二部長。
97年ドイツ証券(旧ドイチェ・モルガン・グレンフェル証券東京支店)入社、2005年まで調査部長兼チーフストラテジストを務める。05年ドイツ証券副会長兼チーフインべストメント・アドバイザー。
2009年7月より現職。また、現在、埼玉大学大学院客員教授も務める。

主な著書:
『アメリカ 蘇生する資本主義』東洋経済新報社、1993年
『日本株大復活』PHP研究所、2009年
『失われた20年」の終わり』東洋経済新報社、2011年