第1章 温室効果ガス削減によって、日本の再度の発展へ 第2章 リーディング・インダストリー群が 生まれ伸びていく 第3章 太陽光発電では新技術で王座奪回へ 第4章 洋上風力発電で二〇倍の規模へ 第5章 バイオマスはセルロース系で力をつけて輸出へ 第6章 家庭用燃料電池を世界へ展開 第7章 蓄電池は一六兆円産業へ 第8章 家庭の省エネを進めるLED照明 第9章 日本が世界で力を発揮できる三つの大型技術 第10章 五〇兆円の温暖化防止インダストリー群が誕生する
森谷正規 もりたに・まさのり
1935年、旧朝鮮生まれ。東京大学工学部卒業。日立造船、野村総合研究所、東京大学先端科学技術研究センター客員教授、放送大学教授などを歴任。現在、LCA大学院大学副学長。専攻は現代技術論。1985年に『日本・中国・韓国産業技術比較』東洋経済新報社で、第1回大平正芳記念賞受賞。
著作に『戦略の失敗学』東洋経済新報社、『日本はこれからも経済一流国だ』PHP研究所、『5年後、企業・技術はこう変わる』ビジネス社、『政治は技術にどうかかわってきたか』朝日選書などがある。