クライド・プレストウィッツ 【著】
くらいど ぷれすとうぃっつ
1941年米国デラウェア州生まれ。スワスモア大学卒業、ハワイ大学東西センターで修士課程(極東アジア地域・経済学専攻)修了、ペンシルベニア大学ウォートン校で経営修士課程修了。その間、慶應義塾大学にも留学。初めて来日したのは1965年、それ以降1970年代にも再度外資系企業役員として日本に滞在する。国務省勤務、民間企業勤務などを経て、1981年商務省に入り、86年までの間、レーガン政権で商務長官特別補佐官などを務め、自動車や半導体などの日米貿易交渉をはじめ中国、ラテンアメリカ、ヨーロッパ諸国との数々の貿易交渉にあたる。現在、経済戦略研究所(Economic Strategy Institute)所長。太平洋経済委員会の副議長や、上院議員時代のヒラリー・クリントン氏の貿易・通商アドバイザーも務めた実績がある。日米貿易摩擦時に辣腕対日交渉担当官として鳴らし、テレビ・新聞・雑誌などで日本に多数の提言を行っている。著書にベストセラー『日米逆転』(ダイヤモンド社)、『ならずもの国家アメリカ』(講談社)、『東西逆転』(日本放送出版協会)などがある。
村上 博美 【監訳】
むらかみ ひろみ
ワシントンDC経済戦略研究所(Economic Strategy Institute)シニア・フェロー、米国戦略国際問題研究所(CSIS)グローバルヘルス・ポリシーセンター兼任フェロー、日本医療政策機構理事。2015年からJapan Institute for Social Innovation and Entrepreneurship (JSIE)パートナー。米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)や政策研究大学院大学にて講義や政策分析プロジェクトを担当。専門は産業政策、イノベーション政策、国際保健政策。上智大学理工学部卒業。St. Mary’s大学国際経営学修士、米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)国際関係論博士。
小野 智子 【訳】
おの ともこ
日本女子大学家政学部住居学科卒。設計事務所勤務ののち、渡米。独・英を経て帰国後、理工系英文学術誌編集、翻訳会社勤務を経て翻訳者の道へ。共訳書に、ノーベル平和賞受賞者バーナード・ラウンの『生存のための処方箋』(第20回IPPNW世界大会実行委員会)をはじめとして、ナショナル ジオグラフィック協会『最高の休日 世界の美しい都市』、ダニエル・スミス『絶対に行けない世界の非公開区域99』『絶対に見られない世界の秘宝99』『絶対に明かされない世界の未解決ファイル99』(日経ナショナル ジオグラフィック社)などがある。ノンフィクションを中心に仕事の幅を広げている。