AI×地方創生

データで読み解く地方の未来

広井 良典著/須藤 一磨著/福田 幸二著
定価 3,080円(税込)
ISBN:9784492396513 / サイズ:A5/並/160

データ×人の“想い”

AIが導き出す、未来へのヒント

我が国では、人口減少・少子高齢化・東京圏への人口の一極集中といった様々な課題を受け、2014年に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が閣議決定され、地方自治体も地方版総合戦略の策定が求められた。その結果、各地方自治体は、2015年度から2020年度までの5年間のKPIを設定し、自団体の目標達成に向けた取組を実施している。

2015年度から2020年度までを第1期総合戦略とすると、2021年度以降は第2期総合戦略が開始されることになり、第1期総合戦略の進捗状況や取組の結果について必要な調査・分析を行った上で、第2期総合戦略を策定する必要がある状況である。

また、近年では「根拠に基づく政策立案(EBPM)」の考え方の必要性が叫ばれており、地方創生の現場においても、客観的な分析結果を基にした戦略策定が求められている。

そのような状況の下、本書では「日立京大ラボ」のAIを活用し、地方自治体の実績データの分析や未来シナリオのシミュレーションを行うことで、EBPMの考え方を基にした第2期総合戦略策定の方向性を示唆している。

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概要

AIで未来予測とビジョン・政策選択を示した「日立京大ラボ」シミュレーションの書籍化。データとKPIに基づく「地方創生」への道

目次

イントロダクション AIは政策そして地方創生に活用できるか

第1章  データ(根拠)を基にした政策立案の必要性

第2章  データから見た第1期総合戦略~KPIに着目した分析~

第3章  第2期地方版総合戦略へのヒント~AIによるシミュレーション~

第4章  シミュレーション結果の評価~都道府県へのインタビューを通じて~

第5章  政策提言AIのその先~今後の活用可能性~

著者プロフィール

広井 良典  【著】
ひろい よしのり

千葉大学教授を経て2016年より現職。専攻は公共政策及び科学哲学。『日本の社会保障』(岩波新書、1999年)でエコノミスト賞、『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書、2009年)で大佛次郎論壇賞受賞。他の著書に『ポスト資本主義』(岩波新書、2015年)、『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新報社、2019年)など多数。

須藤 一磨  【著】
すとう かずま

間接材購買コンサル企業にて、地方の宿泊施設や小売店等のコスト改善業務を経験し、2016年より現職。現在は、自治体関連の調査研究や日立京大ラボ等の共同研究を通じて、Society5.0実現に向けた検討・実証等の活動に幅広く参画。慶應義塾大学小川克彦教授との共著に『地方創生は日本を救うか-KPIランキングで読み解く日本の未来』(NTT出版、2017年)がある。

福田 幸二  【著】
ふくだ こうじ

専門は複雑系科学、人工知能(AI)。2005年東京大学大学院博士課程修了(博士(科学))。日立製作所中央研究所に入所後、AIの研究に携わり、2016年6月より京大-日立の産学連携拠点である日立京大ラボにおいて、超スマート社会(Society5.0)の実現に向けた政策提言AIおよび自律分散システムの研究に従事。