アフターバブル

近代資本主義は延命できるか

小幡 績著
2020年9月4日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492396537 / サイズ:四六/並/256

最後の巨大バブル崩壊後の世界は、
未曾有の恐慌か、資本主義の終わりか? 

『ネット株の心理学』『リフレはヤバい』などのベストセラーを著した、
異能の経済学者による衝撃の未来予測

●すでに膨らみ始めたコロナショックバブル
●ゼロリスク志向が財政破綻を加速させる
●日銀は「新次元の金融政策」に踏み切るべき
●新たなバブルをつくり出せない「本当の危機」
●不要不急の消費による「成長モデル」の限界

東洋経済オンラインの人気著者による書き下ろし、緊急出版!

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概要

巨大バブルの崩壊が始まった! 経済、金融、マーケット、企業経営はどうなるのか? 東洋経済オンライン人気著者による緊急提言!

目次

プロローグ バブルがつくった経済成長、壊した経済成長

第1章 バブル・アフターバブルの30年

第2章 コロナショックは史上最大級の危機か

第3章 すべての価格はバブルである

第4章 日銀が行うべきは「新次元の金融政策」

第5章 「安心」神話が財政を破綻させる

第6章 「アフターコロナ」の資本主義

著者プロフィール

小幡 績  【著】
おばた せき

1967年生まれ。1992年東京大学経済学部卒業後、大蔵省(現財務省)入省、1999年退職。2000年IMFサマーインターン。2001年~03年一橋大学経済研究所専任講師。2001年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。2003年より慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應義塾大学ビジネス・スクール)准教授。専門は行動ファイナンス。2010年~14年まで年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)運用委員。主な著書に『ネット株の心理学』(毎日コミュニケーションズ)、『リフレはヤバい』(ディスカヴァー携書)、『すべての経済はバブルに通じる』(光文社新書)、『成長戦略のまやかし』(PHP新書)、『ハイブリッド・バブル』(ダイヤモンド社)、『GPIF 世界最大の機関投資家』(東洋経済新報社)がある。