デジタル増価革命

此本 臣吾監修/森 健編著
2022年6月17日 発売
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492396674 / サイズ:四六/並/288

日本人がまだ知らないデジタルが生み出す経済価値とは!?

■Twitter、InstagramなどのSNS→20兆円
■テレワークによる可処分時間の増加→2.2兆円
■つながるクルマ→1.2兆円

コロナ禍は社会のデジタル化を急速に進めました。
これは、我々が「デジタル資本主義」と呼ぶ新たな社会システムへのパラダイムシフトが大きく進んだことを意味しています。
「デジタル資本主義」のもとで生き残る企業と消える企業はどう違うのでしょうか?
本書では、生き残るためのカギとなる「増価メカニズム」を解説!

さらに、この「デジタル資本主義」を人類にとって良いものにするために、どうデザインすればいいのかを日本を代表するシンクタンクが描き出します!

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概要

住むほど快適化する住宅、使うほど性能が上がる機器、自動運転車が生み出す余暇。「増価」が経営、ビジネス、生活をどう変えるのか。

目次

序章 デジタルが生み出す増価蓄積社会
第1章 コロナ禍で加速した社会のデジタル化
第2章 「増価蓄積社会」はこれまでの社会とどう違うのか
第3章 デジタルによる7つの増価メカニズム
第4章 GAFAの強大化とD2Cの勃興にみるビジネスの増価蓄積
第5章 デジタルで増価する都市
第6章 デジタル・ウェルビーイングとデジタル疲労
第7章 望ましい増価蓄積社会をデザインする

著者プロフィール

此本 臣吾  【監修】
このもと しんご

野村総合研究所(NRI)代表取締役会長兼社長。1985年東京大学大学院工学系研究科機械工学科修了、同年NRI入社。グローバル製造業の戦略コンサルティングに従事。1994年台北事務所長(1995年同支店長)、2000年産業コンサルティング部長、2004年執行役員コンサルティング第三事業本部長、2010年常務執行役員コンサルティング事業本部長、2013年常務執行役員コンサルティング事業担当、2015年代表取締役専務執行役員ビジネス部門担当。2016年代表取締役社長、2019年より現職。共著書に『2010年のアジア』『2015年の日本』、共編著書に『2015年の中国』『2020年の中国』(いずれも東洋経済新報社)がある。

森 健  【編著】
もり たけし

野村総合研究所(NRI)未来創発センター、グローバル産業・経営研究室長。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)経済学修士課程修了。専門はデジタルを含むグローバル経営環境分析。共著書に『デジタル資本主義』(2019年度大川出版賞)、『デジタル国富論』(いずれも東洋経済新報社)、『グローバル・ビジネス・マネジメント』(中央経済社)などがある。