世界経済はアメリカを中心に動く
知らなきゃヤバい!
アメリカは日本経済の救世主?
2013年の円安はアベノミクスだけではありえなかった??
相変わらず「日本や世界経済はアメリカ次第」、なぜか?
……せめてそのくらいの雑談はできるようになりたい。
「アメリカ経済が立ち上がろうとしている?」時系列で近年のアメリカを押さえる第1章、
どうしても目が行く政治の話は第2章「アメリカはオバマで変わるのか?」、
通貨戦争を恐れる前に基本を知る第3章「ドルはどうなる? これからの通貨の話」、
それでも強い産業・ビジネス界は第4章「成長の基盤は実のところ失われていない?」
答えが、ここにある。
通勤の電車に揺られながらポッドキャストを聞いているような感覚、楽しみながらどんどん頭に入ってくるアメリカ経済の基礎。知る人ぞ知る歴史的な出来事や、メディアで話題になっている事柄の本質にまで踏み込む。ゴルディロックスと3匹のくま、「レモネード・スタンド」が起業家精神を育む? 『オズの魔法使い』で「金」を読み解く、「内なる外」との向き合い方、アメリカでは半数近くの人が所得税を払っていない? 仮面をかぶった近隣窮乏化政策、日本だけじゃなかった「決められない政治」……易しいだけでは決してない、アメリカ経済の深い話。
若い世代の社会人・社会人予備軍に向けてアメリカ経済の今の姿と課題を、基本から平易に解説する入門書。
依然経済大国であるアメリカへの正しい理解があってこそ、グローバル経済の中での日本の立ち位置、世界経済全体を見ることが可能になる。読み進めるうちに、アメリカ経済の抱える問題と日本経済の抱える問題の相似に気づき、アメリカでどのような政策論や官民の役割分担が議論されているのかわかるように。そしてそこから、日本経済の中で生きていく一人としての経済観が形作られていく。
世界経済を知りたければ、まずはアメリカから!日本経済を理解するには、やっぱりアメリカから!