伊藤元重が警告する日本の未来

伊藤 元重著
2017年6月2日 発売 在庫なし
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492444436 / サイズ:四六/並/296

ビジネスの現場を実際に観察する「ウォーキング・エコノミスト」であり、
わかりやすい解説で知られる伊藤元重教授が、
世界と日本で起こっているさまざまな変化の本質を読み解きます。
グローバル経済ではAI、IoTが生み出す勝者と敗者、世界に広まる保護主義、日米FTAの行方、
日本においては働き方改革、生産性をどう引き上げるか、穏やかなインフレによる財政再建の可能性など、
押さえておきたいポイントがぎっしり盛り込まれています。

商品を購入する

概要

産業・企業の興亡をもたらすAI、IoT、世界に広がる保護主義、これからの働き方など、経済社会の変化の本質をわかりやすく解説。

目次

はじめに
第1章 AI、IoTの予想を超えるダイナミズム
第2章 技術革新は世界経済の停滞を打破できるか
第3章 入れ替わる勝者と敗者
第4章 ベンチャーに潰される大企業・大銀行
第5章 シェアリングがビジネスと働き方を変えていく
第6章 「マルチ」から「バイ」へと流れが変わった通商交渉
第7章 トランプ政権の保護主義とどう向き合うか
第8章 保護主義vs.市場主義のゆくえ
第9章 デフレ脱却のチャンスをつかめるか
第10章 働き方を一新しなければ経済は変わらない
第11章 2025年問題に向けた社会保障改革

著者プロフィール

伊藤 元重  【著】
いとう もとしげ

東京大学名誉教授。学習院大学国際社会科学部教授。
1951年静岡県生まれ。東京大学経済学部卒。1979年米国ロチェスター大学大学院経済学博士号(Ph.D.)取得。東京大学大学院経済学研究科教授を経て、2016年より現職。専門は国際経済学、ミクロ経済学。復興推進委員会委員長、安倍政権の経済財政諮問会議議員、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)社外取締役も務める。『東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと』(東洋経済新報社)、『経済大変動--「日本と世界の新潮流」を読み解く60の視点』(PHPビジネス新書)、『きもの文化と日本』(共著、日経プレミアシリーズ)、『どうなる世界経済--入門 国際経済学』(光文社新書)など著書多数。