日本史で学ぶ経済学

横山 和輝著
2018年9月21日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492444474 / サイズ:四六/並/304

仮想通貨と鎌倉・室町時代に流通した中国銭が似ている?
織田信長はプラットフォームビジネスの先駆者?

一見無関係に見える過去の史実と現代の経済問題が、実は密接な関係にあり、
大いに学ぶべきことがあることは、珍しいことではない。
歴史は、考えるヒントの宝庫だ。
経済学の基本や最先端の経済問題を、過去の史実から学ぶことは、ためになるだけでなく、面白い。
気鋭の経済学者が織り成す、「ビジネスのヒント」と「教養」がいっきに身につく歴史経済絵巻、ここに誕生!

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概要

宋銭を知れば仮想通貨がわかる? 働き方改革は徳川吉宗に学べ? 歴史を読み解きながら経済学の知識を身につける知的冒険の書。

目次

第1章 貨幣の経済学   
第2章 インセンティブの経済学
第3章 株式会社の経済学
第4章 銀行危機の経済学
第5章 取引コストの経済学
第6章 プラットフォームの経済学
第7章 教育の経済学
 

著者プロフィール

横山・和輝  【著】
よこやま かずき

1971年静岡県生まれ。1994年神奈川大学経済学部卒業。1999年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。2006年博士(経済学、一橋大学)。現在、名古屋市立大学大学院経済学研究科准教授。著書に『マーケット進化論 経済が解き明かす日本の歴史』(日本評論社、2016年)。論文に“Measuring the Extent and Implications of Director Interlocking in the Pre-war Japanese Banking Industry"(with Tetsuji Okazaki and Michiru Sawada)