日本郵政

井手 秀樹著
2015年3月20日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492502693 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:248

眠れる獅子は動き出すか?

マンモス企業である日本郵政が持つ2兆円以上の莫大な資産と、ヒト、モノ、カネのネットワークを生かせるか?

――「郵便」事業の始まりから、日本郵政の持つ莫大な資産と潜在成長力の検証まで、甘すぎず、でも辛すぎない分析・提言をしており、2015年秋上場予定の日本郵政の実力をじっくり吟味できる。

海外の成功事例・失敗事例も豊富で、分析もわかりやすい。

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概要

マンモス企業日本郵政が持つ2兆円以上の莫大な資産と、ヒト、モノ、カネのネットワークを生かせるか?
上場を前に日本郵政を徹底検証。
 

目次

プロローグ
第1章 誕生、民営郵政
第2章 創業から民営化へ
第3章 実力の検証――郵便、郵便局
第4章 実力の検証――ゆうちょ銀行
第5章 実力の検証――かんぽ生命
第6章 実力の検証――不動産事業
第7章 海外の郵政事業
第8章 日本郵政の明日を担うもの――明るい未来を
第9章 上場へ

エピローグ

著者プロフィール

井手 秀樹  【著】
いで ひでき

1949年福岡県生まれ。神戸大学大学院経済学研究科修了後、三菱総合研究所等を経て、1996年に慶應義塾大学商学部教授に就任。ビジネスブレイクスルー大学客員教授を兼任。2012年原子力発電環境整備機構(NUMO)理事。2013年より公益事業学会会長。日本経済政策学会常務理事、郵政行政審議会委員などを歴任。
現在、情報通信審議会など多数の審議会の委員を務める。1999年郵政大臣賞を授賞。
主な著書に、『規制と競争のネットワーク産業』(勁草書房,2004年);『次世代のエコカー「天然ガス自動車」――ポスト・フクシマの選択』(エネルギーフォーラム、2013年)など。