松下幸之助はなぜ成功したのか

江口 克彦著
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492502884 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:360

史上最高の経営者に学ぶ最強のリーダー論

元側近の著者が成功の秘密を解き明かす決定版!




能力は60点でいい。大事なことは、熱意。「熱意のない人の能力は増すことはないが、熱意のある人の能力は、その熱意に比例して増していく」。それが、松下さんの人材観でした。ですから、他社の経営者から見れば、無謀とも思えるほど、社員に、部下に、どんどんと大きな仕事を任せました。

権限を委譲して、責任を待たせて仕事をやらせる。そうすれば、「立場が人を育てることになる」ということでしょう。「60点の能力と滾る熱意」が、権限を委譲する時の目安だということです。(本文「能力は60点でいい」より抜粋)

 

商品を購入する

概要

なぜ不況に強かったのか。どう人を育てたのか。側近中の側近が稀代の名経営者の真髄を一冊にまとめた決定版!

目次

第一の条 滾(たぎ)る熱意
第二の条 染み入る感動
第三の条 積み重ねる努力
第四の条 育てる衆知
第五の条 悟る使命感
第六の条 貫く人間観

著者プロフィール

江口 克彦  【著】
えぐち かつひこ

1940(昭和15)年2月1日、名古屋市生まれ。故・松下幸之助氏の直弟子とも、側近とも言われている。23年間、ほとんど毎日、毎晩、松下氏と語り合い、直接、指導を受けた松下幸之助思想の伝承者であり継承者。松下氏の言葉を伝えるだけでなく、その心を伝える講演、著作は定評がある。現在も、講演に執筆に精力的に活動。また、経済学博士でもある。参議院議員、PHP総合研究所社長、松下電器理事、内閣官房・道州制ビジョン懇談会座長など歴任。著書に『ひとことの力―松下幸之助の言葉』『部下論』『上司力20』(以上、東洋経済新報社)、『地域主権型道州制の総合研究』(中央大学出版部)、『こうすれば日本は良くなる』(自由国民社)など多数。