週刊東洋経済の人気連載の書籍化企画。
創業家の御曹司であるが故の葛藤、巨大企業の針路を決める重圧……、
知られざる逸話の数々から、その世界最大級の自動車メーカーを率いる男の実像に迫る
一気読み必至のビジネス・ノンフィクション!
トヨタという巨大企業のトップが日々見る風景、挑戦、葛藤を知ることで、
日本人ビジネスパーソンであることに誇りを持てるようになる1冊。
<編集者よりコメント>
筆者の片山さんが豊田章男社長に初めて会ったのは2000年。まだ40代のトヨタ自動車取締役でした。気さくな人柄で、取材後は事務所内をあちこち案内してくれたとか。創業家一族然とした感じは一切なく、「明るいサラリーマンそのもの」という印象だったそうです。
本書は『週刊東洋経済』に2019年4~11月の間、30回にわたって連載された「豊田章男 100年の孤独」に大幅な書き下ろしを加えて書籍化したものです。連載時から反響は大きく、読者から「プリンスという通称からは想像しがたい人となりが見られる」「日本経済を支えているトヨタを知るうえで、非常にためになる」といった声をいただいていました。
テレビCM「トヨタイムズ」の出演も話題で、豊田社長は今や日本で最も有名な社長と言えるかもしれません。ただ、その裏には、御曹司であるがゆえの葛藤や、巨大企業の針路を決める重圧がありました。長年の取材に基づく知られざる逸話の数々から、世界最大級の自動車メーカーを率いる男の実像に迫ります。