牧原 出 【編著】
まきはら いづる
1967年愛知県生まれ。東京大学法学部卒業、同年助手。東北大学法学部助教授、同大学大学院法学研究科教授を経て現職。2011年博士(学術)。専門は行政学・政治学・政治史。著書に『内閣政治と「大蔵省支配」――政治主導の条件』(中公叢書、サントリー学芸賞受賞)、『行政改革と調整のシステム』(東京大学出版会)、『権力移行 ――何が政治を安定させるのか』(NHKブックス)、『崩れる政治を立て直す――21世紀の日本行政改革論』(講談社現代新書)、『田中耕太郎――闘う司法の確立者、世界法の探究者』 (中公新書)などがある。
安田 洋祐 【著】
やすだ ようすけ
1980年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。最優秀卒業論文に与えられる大内兵衛賞を受賞し経済学部卒業生総代となる。米国プリンストン大学へ留学して2007年にPh.D.(経済学)を取得。政策研究大学院大学助教授、大阪大学准教授、リスボン大学客員研究員などを経て、2022年7月より現職。専門はマーケットデザイン、ゲーム理論。American Economic Reviewをはじめ、国際的な経済学術誌に論文を多数発表。新聞・雑誌への寄稿やテレビ番組出演などを通じて情報発信にも取り組む。朝日新聞論壇委員会、政府系審議会の委員などを歴任。2020年6月にEconomics Design Inc.を共同で創業。
西田 亮介 【著】
にしだ りょうすけ
1983年京都府生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同大学院政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学。2014年に慶應義塾大学にて、博士(政策・メディア)取得。同大学院政策・メディア研究科助教、中小機構経営支援情報センターリサーチャー、東洋大学、学習院大学、デジタルハリウッド大学大学院非常勤講師、立命館大大学院特別招聘准教授等を経て、現職。著書に『「言葉」で読み解く平成政治史』(千倉書房)、『メディアと自民党』角川書店(角川新書、2016年社会情報学会優秀文献賞受賞)、『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)などがある。
稲泉 連 【著】
いないずみ れん
1979年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒。『ぼくもいくさに征くのだけれど――竹内浩三の詩と死』(中公文庫)で第36回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。他の著書に『宇宙から帰ってきた日本人一日本人宇宙飛行士全12人の証言』(文藝春秋)、『アナザー1964 パラリンピック序章』(小学館)、『「本をつくる」という仕事』(ちくま文庫)、『ドキュメント豪雨災害一そのとき人は何を見るか』(岩波新書)などがある。
村井 良太 【著】
むらい りょうた
1972年香川県生まれ。神戸大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(政治学)。著書に『政党内閣制の成立1918~27年』(有斐閣、サントリー学芸賞)、『政党内閣制の展開と崩壊1927~36年』(有斐閣)、『佐藤栄作』(中公新書、日本防衛学会猪木正道賞特別賞)、『日本政治史』(共著、有斐閣)、『市川房枝』(ミネルヴァ書房)などがある。
饗庭 伸 【著】
あいば しん
1971年兵庫県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科、同大学院卒業。博士(工学)。東京都立大学助手、同大学都市環境学部准教授を経て現職。専門は都市計画・まちづくりで、主に都市計画における市民参加手法、人口減少時代の都市計画、震災復興のまちづくり、東アジアのまちづくりを研究。山形県鶴岡市、岩手県大船渡市、東京都世田谷区などのまちづくりに関わる。主な著書に『都市をたたむ』(花伝社)、『津波のあいだ、生きられた村』(共著、鹿島出版会、日本建築学会著作賞)、『平成都市計画史」(花伝社、日本建築学会著作賞、日本都市計画学会論文賞、不動産協会賞)、『都市の問診』(鹿島出版会)などがある。