世界を変えた8つの企業

ウィリアム・マグヌソン著/黒輪 篤嗣訳
2024年4月17日 発売
定価 3,080円(税込)
ISBN:9784492503539 / サイズ:四六/上/448

企業は進歩のエンジンか、不幸や諸悪の根源か?

古代ローマの「ソキエタス」から、現代の「フェイスブック」まで、
8つの企業の功罪を通して知るこの世界の成り立ち。

企業は世界の動向につねに多大な影響を及ぼしてきた。
そして企業は、誕生した当初から、
共通善(社会全体にとってよいこと)の
促進を目的とする組織だった。

しかし今、企業はひたすら利益だけを追い求める集団であり、
人間味などとは無縁のものであると考えている人は多い。
では、企業はどこで、どのように変節してしまったのか?

時代を画した8つの企業の歴史を俯瞰しつつ、
現代社会を読み解き、
企業のあるべき姿を指し示す記念碑的な書。


「企業が最後には必ず利欲に目がくらみ、悪徳の道に進んでしまうというのは避けられないことなのか。企業の歴史とは、結局のところ、大きな期待と失望の繰り返しでしかないのか。企業が世界という舞台で果たす役割について、社会はだまされるだけなのか。そんなことはない、というのがわたしの考えだ」(「序――企業の役割」より)

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概要

古代ローマの「ソキエタス」から、現代の「フェイスブック」まで、8つの企業の功罪を通して知るこの世界の成り立ち。

目次

序――企業の役割
第1章 「ソキエタス」がもたらしたローマの繁栄
第2章 メディチ銀行が築いた金融システム
第3章 東インド会社が解き放った株式に秘められた力
第4章 アメリカ大陸横断鉄道と独占の問題
第5章 フォード・モーター・カンパニーが可能にした大量生産
第6章 国家を超越した石油会社エクソン
第7章 コールバーグ・クロビス・ロバーツと「乗っ取り屋」の時代
第8章 スタートアップ企業フェイスブックによる創造と破壊
結論――共通善の促進のために

謝辞
原注

著者プロフィール

ウィリアム・マグヌソン  【著】
うぃりあむ・まぐぬそん

テキサスA&Mロースクールの教授で企業法を教えている。以前はハーバード大学で法律を教えていた。著書にBlockchain Democracy(未訳)がある。ウォール・ストリート・ジャーナルやワシントン・ポスト、ロサンゼルス・タイムズ、ブルームバーグに寄稿している。テキサス州オースティン在住。

黒輪 篤嗣  【訳】
くろわ あつし

翻訳家。上智大学文学部哲学科卒業。ノンフィクションの翻訳を幅広く手がける。主な訳書に『アッテンボロー 生命・地球・未来:私の目撃証言と持続可能な世界へのヴィジョン』『新しい世界の資源地図:エネルギー・気候変動・国家の衝突』『ワイズカンパニー:知識創造から知識実践への新しいモデル』(以上、東洋経済新報社)、『問いこそが答えだ!:正しく問う力が仕事と人生の視界を開く』(光文社)、『哲学の技法:世界の見方を変える思想の歴史』『ドーナツ経済学が世界を救う:人類と地球のためのパラダイムシフト』(以上、河出書房新社)、『宇宙の覇者 ベゾスvsマスク』(新潮社)、『レゴはなぜ世界で愛され続けているのか:最高のブランドを支えるイノベーション7つの真理』(日本経済新聞出版社)などがある。