どこをケチり、 何に
著者は、「日本一のドケチ社長」テレビ出演45回以上を数える名物社長。
●蛍光灯は1つずつひもで消灯=社員にコスト意識が芽生える。
●ドアノブは不要=仕事にスピードが生まれる。
●コピーは会社に1台=コミュニケーションが生まれる。
●残業は罰金制。
だけど日本一休みが多く、70歳定年で、超高収益企業。
岐阜県に本社をおく電気設備資材メーカーである未来工業の名物社長は、どこをケチリ、何に金をかけているのか。「ドケチ」「反ドケチ」経営の方法と哲学を説く。
第1章 ドケチとは、社員に コスト意識を植えつけること 第2章 社員をやる気にさせる 「反ドケチ」作戦 第3章 自主性と自覚をもった プロ社員の「反ドケチ」な育て方 第4章 ミライイズムは終わらない 第5章 「勘違いドケチ」をしてはいけない
山田昭男
やまだ あきお
未来工業株式会社 取締役相談役。
1931年、上海生まれ。旧制大垣中学卒業後、家業の山田電線製造所に入社。家業の傍ら、演劇に熱中し、劇団「未来座」を主宰。1965年、劇団仲間と未来工業株式会社を設立。代表取締役社長に就任。
1991年、名古屋証券取引所第二部に上場。2000年、取締役相談役に就任、現在にいたる。岐阜県中小企業家同友会代表理事、同会長、岐阜県電機工業会会長などを歴任。
1989年に黄綬褒章受章、1999年に大垣市功労賞受賞、2001年に勲五等双光旭日章受章。
著書に『日本でいちばん社員のやる気がある会社』(中経文庫)などがある。