モノづくりの経営思想

木下 幹彌編著
2012年1月13日 発売
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492521977 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:340


日下公人氏推薦



本書は「モノづくりを通して日本の心を世界に示している」 


 

かつてドイツと並んで世界に冠たる「モノづくり」大国であった日本の製造業に逆風が強まっている。



何が日本製造業を蘇らせるのか。その基本思想は、「小さな設備機械、少ない人数、少ない仕掛かり、不良のない、リードタイムの短い製造技術の追求」――。ユーザーの要求する品質・価格・納期を阻害する要因をすべて無駄と見なし、これを営業・開発・生産・物流・管理など企業部門全体が徹底的に排除するよう努めるNPSには日本製造業の原点がある。



トヨタ生産方式(TPS)を源流にしたNPS(The New Production System)活動の究極的な目的は、「モノづくり」の思想を未来に残すこと、そのための「人づくり」にある。激動の時代だからこそ原点回帰の哲理を説く。


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概要

小さな設備機械、少ない人数、少ない仕掛かり、不良のない、リードタイムの短い製造技術の追求――。NPSには日本製造業の原点がある。激動の時代だからこそ原点回帰の哲理を説く。日下公人氏推薦。

目次


第1章 メーカーのあるべき思想を後世の日本に残す
第2章 「1」の単位で後工程引きの流れ生産が一番の効率
第3章 売れる量に合わせ小ロットでつくる
第4章 会社が生きていくにはどうすればよいのか
第5章 「創業は易く守成は難し」は本当なのか
第6章 「志」と「氣」をもって日本製造業の先鋒たれ

 

著者プロフィール

木下幹彌  [編著者]
きのした みきや

昭和4年10月13日 兵庫県神戸市生まれ.
昭和26年3月 兵庫県立神戸経済専門学校(現・兵庫県立大学)卒業.
昭和26年4月 中央紡績 ㈱入社(~昭和34年 3月)
昭和38年3月 日本シーラント㈱代表取締役社長(~昭和54年4月)
昭和44年6月 ウシオ電機 ㈱常務取締役(~昭和48年 6月)
昭和48年6月 同社取締役副社長(~昭和54年 6月)
昭和54年4月 同社代表取締役社長(~昭和55年 12月)
昭和57年7月  ㈱エム・アイ・ピー代表取締役社長
平成13年6月 同社代表取締役会長
平成20年4月 同社代表取締役会長兼社長(~現在)

篠原 勲  [執筆協力]
しのはら いさお

昭和17年10月3日 東京都新宿区生まれ.
昭和40年3月 明治大学政治経済学部経済学科卒業.
同年4月 ㈱東洋経済新報社入社.『週刊東洋経済』副編集長,『会社四季報』編集長,産業部長,編集局次長,論説委員,取締役営業局長,取締役広告局長を経て平成13年年3月退社
平成13年4月 鳥取環境大学環境政策学部教授、平成19年退職
平成17年12月 ㈱タウ取締役(平成21年退職)
現在は企業文化研究所所長,清松コンサルタント(本社ベトナム)日本代表

著書に『NPSの奇跡』『NPS不滅の経営』『新事業創造論』『企業文化力と経営新時代』『インドの飛翔・中国の屈折』など多数. 
  e-mail:isao-shinohara@hotmail.co.jp