スポーツビジネス 最強の教科書〔第2版〕

平田 竹男著
2017年10月27日 発売
定価 4,400円(税込)
ISBN:9784492522219 / サイズ:A5判/ページ数:628

一番読まれている定番テキスト、待望の新版。

アマチュアからプロまで、はじめての本格的な入門書!

斯界の第一人者が、豊富な実例とともにエッセンスを体系的な知識として提示。






この本は、大きく5つの側面からスポーツビジネスを多面的に捉えています。



●第1部 欧米のスポーツビジネス:世界のスポーツビジネスに興味がある人は、ここから読み始めることをお勧めします。スポーツビジネスの中でも特に大きなビジネスとして発展しているアメリカのプロスポーツと、ヨーロッパのサッカーについて解説しています。



●第2部 日本のプロスポーツの経営:まず日本のJリーグやプロ野球の経営について知りたい人は、ここから読んでみてください。バスケットボールやラグビー、さらに、ここではテニス、卓球、ゴルフ、マラソン、フィギュアスケートなど個人競技についても詳しく説明しています。



●第3部 スポーツビジネスのトリプルミッションと逆台形モデル:スポーツ発展の仕組みを知りたい人や、これから自分が特定のスポーツを発展させたいと考えている人はここからがお勧めです。スポーツが発展するための好循環としての「トリプルミッション」や、「逆台形モデル」という考え方について説明しています。



●第4部 スポーツメディアとスポーツマーケティング:スポーツとメディア、スポーツのスポンサーシップに関心がある人は、ここを読んでみてください。ここでは、主にスポーツと最も関わりの深いメディアである、TVとインターネットを取り上げ、オリンピックやFIFAワールドカップの放映権などについても解説しています。そして、スポーツスポンサーシップに関しては、スタジアム看板やユニホームのロゴなどから、世界の広告宣伝費の動向やスポンサーシップ・アクティベーションなどのマーケティングのトピックも盛り込みました。



●第5部 スポーツメーカーとスタジアム・アリーナ:スポーツ用品産業に関心のある人は、ここを読んでみてください。ここでは、世界のスポーツ用品産業の動向やナイキ、アディダスの戦略について実際のデータをもとに説明しました。また、スタジアムの管理や運営についても、チケット販売方法や座席の工夫についても説明しています。その他、スポーツの公共性や公益的産業としてのスポーツ、そして今後のスポーツ界の発展性について述べるとともに、スポーツと国際政治の関わりについても論じています。 (「はじめに」より)

 

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概要

スポーツビジネスの定番教科書。沸騰する中国サッカー、Bリーグ、東京五輪…最新動向を踏まえ改訂した待望の第2版

目次

第1部 欧米のスポーツビジネス
 第1章 アメリカの4大リーグとMLS
 第2章 ヨーロッパのサッカーリーグとクラブ
 第3章 欧米のリーグ構造の特徴と諸外国のリーグ

第2部 日本のプロスポーツの経営
 第4章 野球
 第5章 サッカー
 第6章 バスケットボールとラグビー
 第7章 個人競技のスポーツビジネス

第3部 スポーツビジネスのトリプルミッションと逆台形モデル
 第8章 トリプルミッション
 第9章 逆台形モデル

第4部 スポーツメディアとスポーツマーケティング
 第10章  スポーツとテレビ
 第11章  スポーツとネット映像ビジネス
 第12章  スポーツとSNS
 第13章  スポーツとスポンサー

第5部 スポーツメーカーとスタジアム・アリーナ
 第14章 スポーツメーカー
 第15章 スタジアムとアリーナ
 第16章 スポーツライフとフィットネス産業
 第17章 国とスポーツ

索引
 

著者プロフィール

平田 竹男  【著】
ひらた たけお

早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授。内閣府参与1960年大阪生まれ。横浜国立大学経営学部卒業、ハーバード大学J.F.ケネディスクール行政学修士。東京大学工学博士。1982年通商産業省(現経済産業省)入省。在ブラジル日本大使館一等書記官、通商政策局資金協力室長等を歴任。プロリーグ化検討委員会に参加し、Jリーグ発足に尽力。日本サッカー協会国際委員としてワールドカップ日本招致にも携わる。資源エネルギー庁石油天然ガス課長を最後に退官し、2002年日本サッカー協会専務理事に就任。2020年の東京五輪招致に際しては、内閣府参与として貢献。パラリンピック東京大会推進事務局長も務める。