第一章 M&Aの活発化と日常化 ―「時価総額資本主義」が勃興している 第二章 三角合併解禁の脅威 ―巨大外資が新日鐵、武田薬品、ソニーを呑み込む 第三章 株式持ち合い解消がM&A活発化をもたらした ―持ち合い=ニッポン株式会社の ホワイトナイトは消滅した 第四章 「時価総額」をどう考えたらよいのか ―それでも企業基準は時価総額しかない 第五章 企業価値極大化は自らの経営努力で実現せよ ―「株価資本主義」に生き残る経営 第六章 コーポレート・ガバナンスこそニッポン資本主義の課題 ―チェック&バランスがないのはニッポン株式会社の 悪いDNA 第七章 株主判明調査、プロキシー・ソリシテーションの進化 ―SRでプロキシー・ファイト(委任状闘争)に 勝ち続ける 第八章 “株主に顔を向けた経営”こそM&A防衛策 ―村上世彰、ホリエモンの跳梁が結果的にIRと 株価意識を高めた 第九章 敵対的なM&Aで狙われるのは「低PBR会社」 ―「IRのない会社」が敵対的M&Aの標的になる 第一〇章 “ハゲタカ・ファンド”が次に狙う巨大な獲物 ―三角合併解禁は巨大外資ファンドに未曾有の ビジネス・チャンス提供