第1章 資源配分としての経営戦略を考える ――ポートフォリオ分析 第2章 事業コンセプトをデザインする 第3章 自社の強みと弱みを分析する ――ビジネスシステム分析 第4章 外部環境を分析する ――戦略グループ・マップ、業界構造分析 第5章 戦略オプションを立案・選択する ――SWOT分析 第6章 財務的に戦略を評価する ――損益分岐点、キャッシュフロー分析、 プロフォーマ財務諸表分析、比率分析
原田 勉
はらだ つとむ
神戸大学経営学研究科教授。米スタンフォード大学よりPh.D.(経済学博士)、神戸大学より博士(経営学)取得。1997年神戸大学助教授。科学技術庁科学技術政策研究所客員研究官(1998-99年)、INSEAD客員研究員(2003-04年)、ハーバード大学フルブライト研究員(2004-05年)を経て、2005年より現職。
専門は経営戦略、技術マネジメント、産業組織論、経済成長論。研究活動のかたわら、さまざまな企業において、事業戦略、マーケティング戦略、技術戦略、組織戦略に関するレクチャーと戦略コンサルティングをミックスさせた新しい研修プログラムの企画・実行を行っている。
主な著書に、『知識転換の経営学』(組織学会高宮賞(著書部門)、経営科学文献賞・奨励賞、日本ナレッジ・マネジメント学会研究奨励賞受賞)、『実践力を鍛える戦略ノート[マーケティング編]』『実践力を鍛える戦略ノート[企業価値評価編]』などがある。