会社では教えてくれない 仕事の教科書
「知が力になる」ためには、「知性」と「技術」の2つが必要になる。「技術」を身につけるためには、当然ながら訓練が必要になる。10年後に差がつく骨太の仕事の戦略やスキルはどのようにすれば身につけることができるのか?
サッカーJリーグの創成にかかわり、ワールドカップの日本への招致の中核で活躍し、スポーツ・ナビゲーションを創立した著者が「知力」と「知性」を身につけようとしている若者のために説いた、「会社では教えてくれない」自分を成長させる仕事&人生のメソッド。
第I部 戦略とは何か 理論編 序 章 「なぜ?」と自問する習慣を身につける 第1章 戦略を知らない日本のビジネスマン 第2章 戦略と共感 ビジネススキルとしての戦略 活用編 第3章 ”Really?”と問う習慣をつける 第4章 ”Why?”と問う習慣をつける 第5章 ゴールを設定する 第6章 仮説力を身につける 第7章 実行力を身につける 第8章 正しく評価し、次につなげる
広瀬一郎
ひろせ・いちろう
1955年、静岡県三島市生まれ。東京大学法学部卒業。1980年、株式会社電通入社。84年よりスポーツ担当となり、サッカーのトヨタカップ、キリンカップ、ワールドカップ(メキシコ大会&イタリア大会)、ゴルフの世界マッチプレー選手権、大相撲アメリカ巡業など、数多くのスポーツイベントを担当。
94~96年まで、ワールドカップ招致委員会事務局(日本サッカー協会)へ出向し、ワールドカップの日本招致に尽力した。99年、 Jリーグ経営諮問委員会委員就任(任期2年×2期)。
2000年、スポーツ・ナビゲーションを設立し、代表取締役に就任。2002年、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)上席研究員就任。 2005年、江戸川大学社会学部教授に就任。2008年、多摩大学大学院教授に就任。2010年、多摩大学経営情報学部教授に就任し、現在に至る。
主な著書に、『プロのための スポーツマーケティング』(電通、1994年)、『スポーツマンシップを考える』(ベースボール・マガジン社、2002年)、『「Jリーグ」のマネジメント』(東洋経済新報社、2004年)、『スポーツ・マネジメント入門』(東洋経済新報社、2005年)、『スポーツマンシップ立国論』(小学館、2010年)がある。