正しい目標管理の進め方

成果主義人事を乗り越える職場主義のMBO

中嶋 哲夫著
2015年1月23日 発売 在庫なし
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492533550 / サイズ:四六/並/256

ノルマ主義の評価制度では、社員は育たず、離職者が増加する!
多くの企業は人事評価制度に、成果主義人事制度や目標管理制度を導入している。
しかし、優れた人事評価制度であっても、人事担当者が正しく理解していないと、社員を締め付けるノルマ主義の制度となりやすく、社員のやる気を低下させる。
目標管理制度は、良い職場と良いチームワークをつくることによって、個々人のやる気と能力を高め、成果を高めることを目的とした人事評価制度である。決してノルマ主義にならず、職場のコミュニケーションを高め、活力ある職場をつくれるのである。
多くの企業に目標管理を導入・運用し、各社の業績を高めた著者が、イラスト、図表を交え、わかりやすく解説する。

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概要

あなたの会社の評価制度はノルマ主義になっていないか。人を育て活力ある職場をつくる人事評価制度を解説する。

目次

第1章 職場主義の目標管理
第2章 職場主義目標管理の特徴
第3章 職場目標の設定
第4章 役割の形成
第5章 個人目標と進捗管理
第6章 期末のふり返り
第7章 目標管理と人事評価
第8章 目標管理と能力開発
第9章 目標管理の導入と再活性化
第10章 いろいろな目標管理

著者プロフィール

中嶋 哲夫  【著】
なかしま てつお

1948年生まれ。京都大学経済学部卒業。20年間の企業生活(鐘淵化学工業、現・カネカ)において、企業内ベンチャー、営業、人事の業務を体験。人事部門では、社員教育と人事企画を担当し、目標管理制度の運用に従事。仕事を通じて学ぶ目標管理に共鳴し、その考え方と実践ノウハウを現場管理者とともに開発。1991年に退社し、人事教育コンサルタント。産労総合研究所MBO実践研究所顧問を務めた後、MBO実践支援センターを設立。代表として良い職場づくりを目指す人事担当者と管理者を指導する。数多くの企業において、目標管理を活かした職場づくりを指導している。この間、大阪大学大学院国際公共政策研究科に進み、人事評価データや賃金データの統計解析を研究。2007年に博士(国際公共政策)。現在、大手前大学、大阪商業大学大学院にて非常勤講師を務める。著書に、『岐路に立ったら読む ライフマネジメント』(共著、中央経済社)、『目標管理ハンドブック』(共著、経営書院)、『人事の経済分析』『人事の統計分析』(ともに共編著、ミネルヴァ書房)など。