グローバル組織開発ハンドブック

ピープルフォーカス・コンサルティング著
2016年11月18日 発売
定価 3,080円(税込)
ISBN:9784492533864 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:224

日本企業に定着しつつある「組織開発」。

最新状況を知りたい人事部門担当者も必携の一冊!




多くの日本企業がグローバル化を加速している。

しかしグローバル化に向けた取り組みは、いまだ「人材のグローバル化」に留まっている企業が多い。

人材育成を超えた「組織のグローバル化」を実現できなければ、せっかく育成したグローバル人材を生かすことはできない。

それどころか、グローバル化しきれない組織に愛想をつかして出て行かれてしまう。

本書では、真のグローバルな組織とは「優れたリーダーシップにより統率され、効果的なチームワークにより支えられ、多様なメンバーが価値観を共有しながら一体となって、変革を推進し、継続的に成功するグローバルな組織」と定義

「リーダー」「チーム」「ダイバーシティ」「チェンジ」「バリューズ」の5つの視点すべての分野において、グローバルな文脈と観点から組織作りが必要であることを提唱する。

さらに、グローバルな取り組みの難しさ、複雑性をCSP(C=Cultural:文化的な複雑性 S=Structural:制度的な複雑性 P=Physical:物理的な複雑性)の3つの観点から整理し、事例とともに、グローバル組織開発の考え方、進め方、スキルやノウハウを伝授する。



○日本企業はチームワークが得意というのは誤解

○ダイバーシティがうまくいかないのは同化を求めるから

○海外拠点での優秀人材確保には「マイノリティ」活用戦略を

○日本企業は、「日本」「日本人」ではなく「我が社」を主語にすべき

○プロジェクト策定から多様性のあるメンバーを参画させ、各層・各拠点の事情に対応

○真のグローバルリーダーに必要な知識やスキルの8割は日本でも学べる

○リーダーとしての学びのサイクルは、「経験」「客観視」「内省」「学習」という4つのプロセスで構成

○国内外を問わない最適な人材に「学びのサイクル」を回す機会を与えることが何より重要


 

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概要

組織に愛想を尽かしたグローバル人材の流出を防ぐには?事例とともに、グローバル組織開発の考え方、進め方、スキルやノウハウを伝授

目次

はじめに――なぜいま「グローバル組織開発ハンドブック」を書いたのか?

組織開発とは何か(「組織開発ハンドブック」から再掲)

序 章 日本企業に必要なグローバル組織開発

第1章 グローバル組織開発とは

第2章 グローバル「チーム」をつくり運営する

第3章 「ダイバーシティ」をグローバルに活かす

第4章 グローバルに「バリューズ」を浸透させる

第5章 グローバル「チェンジ」を推進する

第6章 グローバル「リーダー」になる/「リーダー」を育てる

おわりに



 

著者プロフィール

ピープルフォーカス・コンサルティング
ぴーぷるふぉーかす・こんさるてぃんぐ

組織開発(Organization Development: OD)のリーディングカンパニーとして、20年以上にわたり数多くの企業に対して、組織開発の手法を活用したコンサルティングや、ファシリテーションやリーダーシップなどの各種ワークショップ・研修をグローバルに展開している。著書に『組織開発ハンドブック』(東洋経済新報社)などがある。
ウェブサイト:http://www.peoplefocusconsulting.com