「つながり」の創りかた

新時代の収益化戦略 リカーリングモデル

川上 昌直著
2019年6月7日 発売
定価 2,160円(税込)
ISBN:9784492534120 / サイズ:A5変/上/296

サブスクリプション、フリーミアム、レーザーブレード、リース、リピーター、……。企業と顧客との「つながり」方が大きな変貌を遂げている。顧客の価値観が「所有から利用へ」と変化し、ものづくり企業にも、もの売り企業にとっても、ビジネスの常識が根本から覆る。本書では、リカーリング(継続収益)を生み出す、ユーザーとのつながりの創りかたを提案する。現在、最注目の「サブスクリプション」をマネタイズ研究の第一人者が説き明かした決定版!


【本書より】
 今、勝ち残るビジネスモデルとして注目されているのが、「サブスクリプション」です。実は、サブスクリプションは、「リカーリング」というビジネスモデルの1つです。
 私は、実業で役立つビジネスモデルを研究しているので、企業の悩みを聞く場面が多々あります。その中で、リカーリングモデルに変えようとして失敗した話も見聞きしてきました。なぜ失敗するのか。その答えは明白です。「つながり」という視点が圧倒的に欠けているからです。
 「つながりが不可欠な時代」に、どうしたら収益を生み出すビジネスモデルをつくれるのか。本書は、その理論を示すことが目的です。

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概要

所有から利用の時代に企業はモノ売りから脱却し、継続収益を生む顧客との関係をいかに構築すべきか。ビジネスモデル転換の方法論。

目次

序章 サブスクリプションを支える「つながり」
第1章 売り切りモデルの停滞
     ――なぜリカーリングモデルが注目されるのか
第2章 リカーリングモデルのバリエーション
     ――サブスクリプションだけじゃない継続利益
第3章 リカーリングモデルの利益思考
     ――利益の認識を変える
第4章 つながりを強化する
     ――リカーリングモデルの必要条件
第5章 つながりを可視化する
     ――ユーザー視点で考える
第6章 メンバーシップが強いつながりを生む
     ――成果を共有する共同体へ
終章 マネタイズを実現するアセタイズ
     ――つながりはコストではなく資産だ

著者プロフィール

川上 昌直  【著】
かわかみ まさなお

1974年大阪府生まれ。福島大学経済学部准教授などを経て、2012年兵庫県立大学経営学部教授、学部再編により現職。「現場で使えるビジネスモデル」を体系づけ、実際の企業で「臨床」までを行う実践派の経営学者。専門はビジネスモデル、マネタイズ。初の単独著書『ビジネスモデルのグランドデザイン』(中央経済社)は、経営コンサルティングの規範的研究であるとして、日本公認会計士協会・第41回学術賞(MCS賞)を受賞。ビジネスの全体像を俯瞰する「ナインセルメソッド」は、規模や業種を問わずさまざまな企業で新規事業立案に用いられ、自身もアドバイザーとして関与している。また、講演活動や各種メディアを通してビジネスの面白さを発信している。他の著書に、『ビジネスモデル思考法』『マネタイズ戦略』(ダイヤモンド社)、『儲ける仕組みをつくるフレームワークの教科書』『課金ポイントを変える利益モデルの方程式』(かんき出版)などがある。