得点力を鍛える

牧田 幸裕著
2012年11月23日 発売
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492557235 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:224


「得点力」を極めたプロが伝授するビジネススキル活用術




京都大学大学院1位合格

外資系コンサルティング会社AA内定

IBMでは4期連続最優秀インストラクター

息子は最難関国立小学校合格



高校時代から大学1回生時までは、「あまり頭がよくないこと」を自覚していた著者が、京都大学大学院に1位合格、外資系戦略コンサルティング会社のコンサルタント、またインストラクターとして活躍、さらに息子を最難関国立小学校に入学させることができたのはなぜか?


転機となったのは、「”やらないこと”を決めて努力を最適化する技術」、すなわち「得点力」に気づき、それを身につけたことだった!


およそビジネスにおける「得点力」と受験における「得点力」は変わらない。

なぜならば、いずれも「相手の求めていること」を明らかにし、それに「応える」ことが「得点力」だからだ。



得点力を鍛えるコツとは、

授業でも講義でもノートはとらない

「過去問」で相手の求めていることを把握する

ベストプラクティス分析はビジネスの「合格体験記」と知る

原理原則を極めれば「想定外」がなくなる

父親のビジネススキルが子どもにとって「相続財産」となる

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概要

ビジネスでも受験でも最小限の努力で最大の成果を上げる方法とは?まずは「やらないこと」を決めれば「得点力」が高まる。

目次


第1章 得点力とは「やらないこと」を決める力
 やらないことを決めることで、努力を最適化できる
 勉強する時に、むやみやたらに頑張らない
 教科書は1ページ目から読み続けない
 問題集の問題は解かない
 授業でも講義でもノートはとらない
 勉強時間で頑張ったと勘違いしてはいけない
 ギアを上げる途中であきらめてはいけない

第2章 得点力とは「相手の求めるもの」に応える力  相手の求めていることを正確に把握する  「過去問」で相手の求めていることを把握する  「合格体験記」で最短距離のナビゲーションを設定する  ベストプラクティス分析はビジネスの「合格体験記」  競争率によってクリアすべき基準は異なる
第3章 得点力とは「想定外」でも対応できる力  ビジネスでは「全体像」が見えない  生産性を高めれば「想定外」にも対応できる  原理原則を極めれば「想定外」がなくなる
第4章 「プロジェクトマネジメントスキル」で得点力を鍛える  腹に落ちる「目標の設定」を最初に行う  今の自分の姿をありのままに冷徹に見極める  プロジェクトプランニングはMECEに構造化できるか  タスクをリアルに把握し難易度を見極める  計画は状況の変化に応じて何度でも策定し直す
第5章 「3C分析」で得点力を鍛える  変化を見逃さず「想定外」を「想定内」にする  真のライバルは誰か、「競合」を定義する  変化を見極め、打ち手を策定する  ビジネスでも入試でも求められていることは同じ
第6章 「イシューからはじめる」ことで得点力を鍛える  「イシューからはじめること」は「エコ燃費思考」  中学入試のイシューは「ロジカル・シンキングスキル」  イシューから議論する「伝える力」で得点力を鍛える  父親のビジネススキルが子どもにとって「相続財産」となる

著者プロフィール

牧田幸裕
まきた・ゆきひろ

信州大学 経営大学院 准教授
1970年京都生まれ。京都大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科修了。ハーバード大学経営大学院エグゼクティブ・プログラム(GCPCL)修了。
アクセンチュア戦略グループ、サイエント、ICGなど外資系企業のディレクター、ヴァイスプレジデントを歴任。
2003年日本IBM(旧IBMビジネスコンサルティングサービス)へ移籍。インダストリアル事業本部クライアント・パートナー。主にエレクトロニクス業界、消費財業界を担当。IBMでは4期連続最優秀インストラクター。
2006年信州大学大学院経済・社会政策科学研究科助教授。07年より現職。2012年青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 非常勤講師。

著書に『フレームワークを使いこなすための50問』『ラーメン二郎にまなぶ経営学』『ポーターの『競争の戦略』を使いこなすための23問』(いずれも東洋経済新報社)、雑誌連載など多数。