MBAマーケティングの先を読む!
「そもそもデジタルマーケティングって何なんだ?」
「具体的に何をすればいいのか?」
と迷っているビジネスパーソン必読の「教科書」
データドリブン+オムニチャネル
新たなフレームワークと活用法が丸わかり
データドリブン:データによって消費者を理解、消費者にアプローチする
オムニチャネル:ECチャネルとリアル店舗をシームレスに統合する
「採寸データでアパレルの勝負は決まる」「自動運転で生まれる余暇時間をつかめ」
「Amazon Go での消費者行動変化」――マーケティングの近未来を徹底予測
「環境分析」「消費者理解」「セグメンテーション」「チャネル」「プロモーション」。
デジタルマーケティングは、従来型マーケティングのそれぞれの領域をどう進化させるのか。
その全体像をお見せするのが本書の目的だ。
【デジタルマーケティングの5つの進化とフレームワーク】
進化1:環境分析―FOAで未来を定義する
進化2:消費者理解―AISAS、ZMOTで消費者を理解する
進化3:セグメンテーション―「全体から細分化」ではなく「個からの形成」で考える
進化4:チャネル―シングルチャネルからオムニチャネルへ
進化5:プロモーション―「マス」から「One to One」へ
【デジタルマーケティングの本書での定義】
デジタルマーケティングとは、データドリブンでターゲット消費者へ製品やサービスを認知させ、
消費者の購買前行動データに基づいて興味・関心・欲求を醸成し、購買データを取得する。
購買データと購買後の消費者の評価データをもとに製品開発、サービス開発への示唆を得る。
これらのデータを、ECチャネルとリアル店舗から取得し、同時に消費者に最適な購買体験を提供する、一連の活動をいう。
これらの活動の目標は、消費者との関係性を深め、最終的に消費者のエージェント(代理人)になることである。
本書では、我々が国内外のMBAで学んできたマーケティングを活用し、デジタルマーケティングの全体像をお見せする。
MBAの多くではフィリップ・コトラーの『マーケティング・マネジメント』をベースにした講義が行われている。
本書では、これを「従来型マーケティング」と定義する。
デジタルマーケティングと従来型マーケティングは別々のものではない。相反するものでもない。
デジタルマーケティングは従来型マーケティングjを進化させたもの、言い換えれば、包含して上書きしたものである。
だから、すでに全体像が見えている従来型マーケティングを活用し、デジタルマーケティングは、
従来型マーケティングをどう進化させているのかというアプローチで全体像をお見せする。