数々の経営者や企業を取材してきたブックライターの上阪徹氏が、
今回選んだターゲットは、明治大学。
受験生には当たり前の情報かもしれないが、バンカラのイメージが強い明治大学がいま、女子に人気の大学になっている。たしかに、御茶ノ水駅から神保町に向かって歩くと、オシャレな高層ビルが並び、おしゃれな女子大生の姿が目に付く。
・学生運動の立て看がない!
・オシャレな美男・美女が多い!
・米国のディズニー・ワールドに留学できる!
・図書館に学生が5000人!
・就職サポートが充実している!
創立136年の伝統的な組織、しかも大学という保守的な〝事業〟を営む組織が、なぜこれほどまでに変革できたのか。
「伝統だけではメシは食えない。ブランドイメージを変えるには、誰もいないポジションで1位を取り続ければいい」
他大学がベンチマークする驚愕の秘策を徹底取材し、変わらなければならないのに、変わることができない、日本企業の壁を打ち破るヒントを描く。