究極のコスト構造改革(コストトランスフォーメーション)

ケースで学ぶ 調達・投資・企業体質の強化

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倉田 博史著
2025年5月14日 発売
定価 3,520円(税込)
ISBN:9784492558461 / サイズ:A5/上/288

小手先のコスト削減ではなく
ゼロベースで見直すコスト改革へ

大改革を実行しようとしたときに
前線で何が起き、どう対処したのか?
「コンサル指揮官」ならではの
豊富な成功体験事例から学べる
超”実戦”の指南書

何がコスト改革の成否を決めるのか?
仕様をどう適正化していくのか?
サプライヤーとの交渉を成功に導く方法とは?
抵抗勢力にどう対処し、意識改革を図るか?
組織の能力をどう高度化し、定着化させるか?

コンサルの価値・何を期待するべきか?
コンサルをどう選んで、使いこなせばよいのか?
固定報酬型と成果報酬型のどちらがよいか?

【主要目次】
第1章 コスト構造改革とは何か
第2章 成果を出すコスト削減の進め方
第3章 ケースで見るコスト削減
第4章 ケースで見るコスト構造改革
第5章 コスト構造改革の推進
第6章 コスト構造改革の成功に向けて

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概要

小手先の調達コスト削減ではなく、既存のやり方をゼロベースで見直す方法が豊富なケースから学べる。超・実践の教科書。

目次

第1章 コスト構造改革とは何か
 環境変化と従来型コスト削減手法の限界
 コスト構造改革の目的
 直接材と間接材でのコストマネジメントの違い
第2章 成果を出すコスト削減の進め方
 コスト削減のステップ:全体像
 コスト削減のステップ:①全体コスト可視化/検討候補の抽出
 コスト削減のステップ:②全体実行計画策定
 コスト削減のステップ:③削減施策の立案
 コスト削減のステップ:④コスト削減の実行
第3章 ケースで見るコスト削減
 ボリューム集約:バーゲニングパワーの向上
 競争環境醸成:競争形骸化の阻止
 調達パッケージ(単位)の工夫
 商流の適正化
 コスト意識を高める:投資案件の中身の適正化
 多面的な施策検討:代替手段の活用
 サプライ・デマンド両面からの労務費型サービスの削減検討
第4章 ケースで見るコスト構造改革
 IT投資案件の適正化
 業者代替性が低い場合の相対交渉
 長期契約の相対交渉
 競争環境喪失状態の打開に向けた調達戦略の見直し
 サードパーティベンダーの活用
 大規模設備投資計画の内容見直し
 リスク・リターンの観点から見直し
 グループ会社への横展開:販社への集中調達の導入
 機能子会社の構造改革:役割・位置づけの見直し
第5章 コスト構造改革の推進
 調達組織機能の設計:主管部機能の強化
 調達(ソーシング)機能の強化
 グローバル調達組織機能の設計
 調達プラットフォームの導入と活用
 改革人材の育成:若手の育成とベテランの活用
第6章 コスト構造改革の成功に向けて
 改革の成否を決めるもの
 コンサルタントの使い方

著者プロフィール

倉田 博史  【著】
くらた ひろし

EYストラテジー・アンド・コンサルティング
EYパルテノン ストラテジー パートナー
コストトランスフォーメーションチーム リーダー
慶応義塾大学商学部卒業。第一生命保険、A.T. カーニー、ベイン・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ、PwCコンサルティング、KMSコンサルティング等を経て現職。20年以上にわたり幅広い業界の改革プロジェクトを多数リードし、コスト削減及びコスト構造改革で国内トップクラスのコンサルティング実績を有する。