スタートアップM&A

アフターIPOの成長戦略

松本 茂著
2026年1月21日 発売
定価 2,640円(税込)
ISBN:9784492558607 / サイズ:A5/並/208

IPO後に高成長するスタートアップと失速するスタートアップの違いとは?

M&Aアドバイザーとして20年の経験を持ち、大学でM&Aを教える著者が、
スタートアップの成長戦略としてのM&Aの活用法を体系的に紹介!

IPO後に成長が止まってしまうスタートアップを救う、
多数のケースステディに基づく、起業家、投資家のための充実の指南書。

【本書の主な論点】
スタートアップの成功基準はIPOで本当にいいのか?
スタートアップが上場後に停滞してしまう理由は何か?
グーグルとセールスフォースは飛躍的な成長をどう実現したのか?
スタートアップがVCと手を組む際に陥りがちな3つの罠とは?
スタートアップM&Aの3つのモデルとは?
マネーフォワードとエムスリーのM&Aの特徴とは?
RSテクノロジーズとSHIFTのM&Aの特徴とは?
日立製作所、KDDI、オムロンのM&Aの特徴とは?
CVCが果たしている役割とは・・・etc

商品を購入する

概要

IPO後に高成長するスタートアップと失速するスタートアップの違いとは? 成長戦略としてのM&Aの使い方を紹介!

目次

はじめに スタートアップの成功とは何か

第1部 スタートアップが上場後に停滞する理由

第1章 起業のゴールがIPOでいいのか? ─IPOの罠
第2章 起業家が目指すべき本来の成長とは

第2部 M&Aでスケールアップする2つのアプローチ

第3章 リード型とジョイン型のスタートアップ
第4章 米国テック業界に見るリード型スタートアップの実例
第5章 米国バイオファーマ業界に見るジョイン型のスケールアップ実例
第6章 ジョイン型スタートアップの選択

第3部 スタートアップM&A

第7章 日本のスタートアップM&Aの現在地
第8章 スタートアップM&A─3つのモデル
第9章 拡張モデルを実践する日本企業
第10章 再生モデルを実践する日本企業
第11章 探索モデルを実践する日本企業①
第12章 探索モデルを実践する日本企業② ─CVC投資からのM&A
第13章 これからのスタートアップM&A

著者プロフィール

松本 茂  【著】
まつもと しげる

京都大学経営管理大学院特命教授、城西国際大学大学院教授。神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。PwCディレクター、英HSBC投資銀行本部長、同志社大学大学院准教授などを経て、現職。
20年にわたり、M&Aアドバイザーとして、米国や中国など20カ国50を超える海外企業とのクロスボーダー案件に助言。2020年、京都大学経営管理大学院より優秀教育賞受賞。

著書:
『海外M&A 新結合の経営戦略』(東洋経済新報社、2021年、第16回M&Aフォーラム『RECOF奨励賞』受賞)
『海外企業買収 失敗の本質 戦略的アプローチ』(東洋経済新報社、2014年、第9回M&Aフォーラム正賞受賞)。