企画部門系ビジネスパーソン、コンサル、SE・・・。ITをビジネスに活用する企業の経営者や企画部門の担当者、実際にITの開発や運用に携わる実務者。特に自社の技術戦略を検討・策定する企画担当者が年度計画や事業計画の「ネタ本」として使えると感じられる本です。
ロングセラーの定番本。野村総合研究所が、最新IT(情報技術)の動向を継続的に調査し、その結果を広く社会に情報発信した成果をまとめたもの。ターゲット読者が今後の技術戦略を検討・作成する際の指針となり、IT利活用のナビテーションとなる、バイブル的な本と位置づけられます。
野村総研による「ITロードマップ」調査をベースとし、これから情報技術がどう変わるのか、どのようにビジネス、経済、社会に受け入れられて行くのかを予測。2020年版では、エモーションAI(感情AI)、統合的機械学習など人工知能(AI)の広がり、進化のほか、新たな注目テーマとしては、5G通信、フィリクションレス・リテール、ピープル・アナリティクス、情報銀行と信用スコアなどについて、詳しく解説します。
■はじめに
第1章 ITロードマップとは
1.ITロードマップとは
2.「ITロードマップ2019年版」の要約
3.過去10年を振り返って
第2章 5年後の重要技術
1.「Web3.0」に向かうブロックチェーン
2.5G(第5世代移動通信システム)
3.フェデレーションラーニング
4.シミュレーション2.0
5.MLOps
6.ブレインテック
第3章 複合的なITの活用による新サービスの可能性
1.フリクションレス・リテール
2.ピープル・アナリティクス
3.情報銀行と信用スコア
第4章 デジタル時代のセキュリティ
1.5年後のセキュリティ
2.デジタルビジネスのリスク管理
3.デジタルアイデンティティがもたらすデジタル変革
4.Society5.0におけるサプライチェーンセキュリティ
5.ゼロトラスト
■おわりに
■重要語解説
コラム
ウェアラブル×ヘルステック
eKYC(オンライン本人確認)
ファイル共有クラウドサービスにおけるセキュリティリスク