債券運用担当者必読の1冊。
債券運用者にとって必須の知識であるイールドカーブ(金利の期間構造)について、その基本的な考え方、計算の仕方から、物価連動債や長期債への適用、イールドカーブを利用した債券運用戦略について、実務家向けに網羅的に解説したテキスト。
著者はイギリスで国債のトレーダーを務めるとともに、ロンドン・メトロポリタン大学の客員教授を務めるなど、理論と実務に精通している。
日本でもゼロ金利が解除され、今後の展開を知るうえで金利分析は、効果的な債券投資をするうえで不可欠な課題である。債券運用担当者必読の基本書として位置づけられる1冊。
第I部 債券利回りとイールドカーブ 第1章 イールドカーブ 第2章 スポットレートとフォワードレート 第II部 イールドカーブのモデル化 第3章 金利モデル(その1):基礎概念の紹介 第4章 金利モデル(その2):資産価格の変動 第5章 金利モデルの実際(その1) 第6章 金利モデルの実際(その2) 第7章 物価連動国債のイールドカーブ 第8章 長期債の分析 第III部 イールドカーブと相対価値戦略 第9章 イールドカーブと相対価格 第10章 イールドカーブ戦略