戦後歴代日銀総裁とその時代

島村 髙嘉著
2014年5月9日 発売 在庫なし
定価 3,300円(税込)
ISBN:9784492654606 / サイズ:四六/上/344

1946年の一万田尚登から現在の黒田東彦まで―― 日本の金融政策を担うリーダーたちは何を守り、何と闘ってきたのか? 戦後14代にわたる日銀総裁の群像と足跡を通して描いた戦後経済史。著者は30年にわたって日銀に奉職し、間近に見てきた、それぞれの総裁ごとの時代的背景、政策運営、政策評価、人物評伝の4つにわけて解説する。日本の金融政策を知るうえでの基本書。

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概要

1946年の一万田尚登から現在の黒田東彦まで、日本の金融政策を動かしてきた戦後の日銀総裁14人の群像と足跡をたどる。

目次

第1章 一万田尚登総裁とその時代
第2章 新木栄吉総裁とその時代
第3章 山際正道総裁とその時代
第4章 宇佐美洵総裁とその時代
第5章 佐々木直総裁とその時代
第6章 森永貞一郎総裁とその時代
第7章 前川春雄総裁とその時代
第8章 澄田智総裁とその時代
第9章 三重野康総裁とその時代
第10章 松下康雄総裁とその時代
第11章 速水優総裁とその時代
第12章 福井俊彦総裁とその時代
第13章 白川方明総裁とその時代
第14章 黒田東彦総裁とその時代
終章 セントラル・バンキングの旅路

著者プロフィール

島村 髙嘉  【著】
しまむら たかよし

1932年群馬県生まれ。55年一橋大学経済学部卒業、日本銀行に入行。国庫局長、審議役などを経て、87年防衛大学校教授。95年中央大学総合政策学部教授。2003年麗澤大学国際経済学部客員教授。現在、中央大学政策文化総合研究所客員研究員。主な著書に『わが国の金融体制――確立と変貌』、『図解金融入門――システムとメカニズムの解明』、『金融読本』(共著)、『戦後世界の形成――ブレトン・ウッズと賠償(ケインズ全集26巻)』(共訳)(以上、東洋経済新報社)、『鎮守の森からのメッセージ』(三月書房)、『わが国金融風土の解明』(麗澤大学出版会)などがある。