企業年金の基礎理論が実務に即して身につく
年金関係者必携の基本図書
企業年金基金のマネジメントやファイナンスの基礎理論や数学を実務に即して身につけることができる、年金関係者必携の基本図書。
企業年金制度の
(1)選択・設計のあり方、
(2)ガバナンス体制、
(3)受託者責任、
(4)アセット・アロケーション、
(5)運用リスク管理手法のあり方、
などの企業年金に関する制度面・運用面の基本事項を体系的に整理した実務書で、日本の企業年金制度の存在意義や制度設計、運用面でも示唆に富んだテーマと内容で充実した一冊。
第1章 年金ファンドによって保有される投資資産 第2章 個人のファイナンス:個人資産の 異なった資産クラスへのアロケーション 第3章 企業年金ファイナンス 第4章 確定拠出年金制度――積立段階 第5章 確定拠出年金制度――給付段階 第6章 確定給付年金制度 第7章 年金ファンドの運用 第8章 年金ファンド・パフォーマンスの測定と要因分析
デービッド・ブレイク
David Blake
英国年金協会 会長,カース・ビジネススクール教授(年金経済学).
著書に Financial Market Analysis (2000), Pension Schemes and Pension Funds in the United Kingdom (2003) 等がある.
米澤康博 【監訳者】
よねざわ・やすひろ
1950年生まれ.1974年横浜国立大学経営学部卒業.1981年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了.(財)日本証券経済研究所研究員,筑波大学社会工学系教授,横浜国立大学経営学部教授を経て,現在,早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授.
主要著書『日本の株式市場』(共著,東洋経済新報社,1984年),『基本テキスト 企業金融』(共著,東洋経済新報社,1992年),『株式市場の経済学』(日本経済新聞社,1995年),『日本の企業金融』(共著,東洋経済新報社,1996年),『証券市場読本(第2版)』(編,東洋経済新報社,1992年).
丸山高行 【監訳者】
まるやま・たかゆき
1957年生まれ.1982年東京大学経済学部卒業.同年住友生命保険相互会社入社.現在,年金事業部担当部長.社団法人日本証券アナリスト協会検定会員.
主要著書・論文『コンメンタール・新相互会社法』(共著,青林書院,1999年),『倒産法体系』(共著,弘文堂,1999年),「包括移転による相互会社の株式会社化」『商事法務』(連載・共著,1998年)ほか.