ASEANの社会保険実務

坪野 剛司監修/年金綜合研究所編/近藤 師昭著/若松 勇著/村山 令二著/木村 美知子著/香取 美惠子著/藤井 しのぶ著/椎野 登貴子著/太田 雅美著/中西 智恵子著/水谷 三恵子著
2015年11月27日 発売
定価 3,080円(税込)
ISBN:9784492701423 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:196

ASEANに進出し工場や事務所を開設するときの社会保険実務を解説。

○日本から派遣した日本人従業員およびその家族の社会保険の適用・給付はどうなるのか

○現地で採用した雇用者に対する現地労働法制はどうなっているか

○日本の社会保障にあたる医療保険・年金制度の適用や給付水準、さらに企業・雇用者の社会保険料はどのくらいか

……………

海外進出を考える企業・事業主、相談相手となる社会保険労務士の必携

以下、「はしがき」より

日本企業の海外進出は今やアセアン諸国に向かっている。大企業は自力で情報収集しリスク分析を行い海外進出を行っている。中堅企業の事業主は海外進出に伴うリスクがどのような、また、どの程度あるかを調査する手段はもちろん、その十分な人材・経費も持たない。海外に工場や事務所を開設するときのリスクとは何か、例えば、

○日本から派遣した日本人従業員およびその家族の社会保険の適用・給付はどうなるのか

○現地で採用した雇用者に対する現地労働法制はどうなっているか

○日本の社会保障にあたる医療保険・年金制度の適用や給付水準、さらに企業・雇用者の社会保険料はどのくらいか

などである。海外進出を考える企業・事業主は進出による賃金以外の企業負担がどの程度になるか、その情報を求めている。

本書は、これから海外進出する企業・事業主とその相談相手となる社会保険労務士の助けになればと考え最小限の情報をまとめた冊子である。

 

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概要

ASEAN進出時に留意すべき社会保険実務を解説。日本で本人と家族が行う手続き、現地雇用者に関して行う手続きの必須情報を集約。

目次

第1部 ASEAN諸国の概要
第1章 ASEANの成り立ち
第2章 ASEANの現状と将来
第3章 ASEAN諸国と日本

第2部 ASEAN諸国への赴任時の手続き
第4章 海外赴任時の社会保険・労働保険の取り扱いと手続き
資料1 海外赴任時の業務査証(Visa)の取得
資料2 ASEAN各国における日本国大使館・公館

第3部 ASEAN諸国の労働保険・社会保険
3-1 インドネシア共和国
3-2 フィリピン共和国
3-3 ベトナム社会主義共和国
3-4 タイ王国
3-5 ミャンマー連邦共和国
3-6 マレーシア
3-7 カンボジア王国
3-8 ラオス人民民主共和国
3-9 シンガポール共和国
3-10 ブルネイ・ダルサラーム国
 

著者プロフィール

坪野 剛司  【監修】
つぼの つよし

1960年横浜市立大学文理学部卒業、同年厚生省入省。1982年社会保険庁総務課数理調査室長、1985年年金局数理課長、1991年総理府社会保障制度審議会事務局年金数理官、1994年内閣官房内政審議室内閣審議官、1996年厚生年金基金連合会常務理事などを歴任。2001年より全労済参与(共済経理人)、公益社団法人日本年金数理人会顧問。2004年より東京工業大学大学院非常勤講師。2005年早稲田大学大学院客員教授。2012年より名古屋大学大学院非常勤講師。2012年10月より一般社団法人年金綜合研究所理事長。

年金綜合研究所  【編】
ねんきんそうごうけんきゅうじょ

年金制度が、我が国の社会に定着し高齢者の多くが年金収入を生活の糧としております。
また、地域社会においてもその経済に大きな貢献を果たしております。豊かで不安のない人生を送るためには、社会保障制度の充実、とりわけ年金制度への信頼性の確保が重要です。
一般社団法人年金綜合研究所は、信頼性の確立とその持続可能性を専門家集団の知識を集約し、客観的かつ長期的観点からの学術的研究により、政策提言を行うなどを目的として平成24年10月1日に創設されました。

近藤 師昭  【著】
こんどう のりあき

1961年埼玉大学文理学部卒業、三井生命保険相互(現・株式)会社、ニューヨーク駐在員事務所長、企業福祉制度推進部長、営業企画部長、情報システム部長、常務取締役、顧問。日本年金数理人会会長(平成7年度~平成13年度)、相談役、評議員。東京理科大学非常勤講師。社会保障制度審議会年金数理部会委員、社会保障審議会年金数理部会委員、年金部会委員を歴任。現在、年金綜合研究所専務理事。主要著作に、『生命保険新実務講座』(共著、有斐閣、1990年~91年)、「化学教養講座・役に立つ年金数理」(『科学フォーラム』、共著、東京理科大学、2005年)など。

若松 勇  【著】
わかまつ いさむ

1989年筑波大学第3学群国際関係学類卒業。同年日本貿易振興会(ジェトロ、現日本貿易振興機構)入会。ジェトロ・バンコクセンター駐在(2回)。海外調査部アジア大洋州課長等を経て、2014年から海外調査部海外調査計画課長(現職)。主要著書に、『ASEAN・南西アジアのビジネス環境』(編著、ジェトロ、2014年)、『タイ経済の基礎知識』(編著、ジェトロ、2015年)など。

村山 令二  【著】
むらやま れいじ

1980年東京大学大学院理学系研究科修士課程[数学]修了。同年、厚生省(現 厚生労働省)入省。2003年大臣官房統計情報部人口動態・保険統計課長、2007年年金局総務課首席年金数理官、2008年保険局調査課長などを歴任。」2013年より健康保険組合連合会参与。

木村 美知子  【著】
きむら みちこ

1980年早稲田大学商学部卒業。1996年木村美知子社会保険労務士事務所開業。2010年海外在住者の日本年金相談窓口「スマイル年金研究会」設立。主要著書に、『小さな会社の総務のすべてがわかる事典』(共著、新星出版社、2000年)、『労働社会保障実務から現代法を考える』(共著、成文堂、2009年)、『事例式 相続実務の手続きと書式』(共著、新日本法規出版、2009年)など。

香取 美惠子  【著】
かとり みえこ

1984年~1988年、フィリピン滞在。現地で保育園設立、運営に係わる。1991年から在日外国人に医療情報を提供するNPO法人に13年間勤務後、2004年に社会保険労務士オフィス・カトリを開設し現在に至る。

藤井 しのぶ  【著】
ふじい しのぶ

旭化成工業株式会社勤務を経て、有限会社日本橋会計事務所にて会計、税務処理に携わる。2006年12月、藤井しのぶ社会保険労務士事務所を開業・所長。2014年4月より、独立行政法人勤労者退職金共済機構、中小企業退職金共済事業本部特別相談員。主要著書に、『社会保険・労務管理マニュアル』(共著、労働新聞社、2011年)、『同族会社実務大全』(共著、清文社、2015年)など。

椎野 登貴子  【著】
しいの ときこ

1969年大妻女子大学短期大学部英文科卒業。2003年University of The Americas博士号(経営学)取得。1993年社会保険労務士椎野事務所を開業・所長。主要著書に、『小さな会社の総務のすべてがわかる事典』(新星出版、2000年)、『労務管理のABC』(新日本保険新聞社、2008年)、『事例式 相続手続マニュアル』(共著、新日本法規出版、2009年)、『社会保険・労働保険のポイント』(共著、労働調査会、2012年)、『同族会社実務大全』(共著、清文社、2015年)、『あなたの年金(2015-2016年版)』(共著、ブティック社、2015年)など。

太田 雅美  【著】
おおた まさみ

りそなホールディングス人事労務部門の実務を経て、2003年マーガレット社会保険労務士事務所開業・所長。主要著書に、『出るとこだか! 第1種衛生管理者試験頻出300問』(共著、高橋書店、2008年)、「被保険者資格の遡及手続と保険料徴収権」(『週刊社会保障』2014年8月25日号、No.2789、法研)、『社会保険・労務管理 実践マニュアル』(共著、労働新聞社、2011年)、「『年金関連』の仕事で活躍の場を広げる」(『年金相談実務』第1号、月刊ビジネスガイド別冊4月号No.726、日本法令、2011年)、『スキルアップ年金相談』(共著、法研、2015年)など。

中西 智恵子  【著】
なかにし ちえこ

1993年職業訓練大学校(現:職業能力開発総合大学校)電子工学科卒業。社会保険労務士、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。チコ労務管理事務所所長。主要著書に『手にとるように労働法がわかる本』(かんき出版、2007年)など。

水谷 三恵子  【著】
みずたに みえこ

1977年恵泉女学園短期大学英文科卒業。株式会社レナウン勤務の後、イギリスに留学。1999年より社会保険労務士椎野事務所勤務。2010年産業カウンセラー取得。