ブラックストーン

キャリー,D.著/モリス,J.E.著/土方 奈美訳
2011年12月9日 発売
定価 3,024円(税込)
ISBN:9784492711811 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:512

ウォール街に君臨する王者の知られざる実態を描く 巨大買収と巨額報酬の裏側




ブラックストーンをはじめとする、KKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)、カーライル・グループ、アポロ、TPGなどのプライベートエクイティ(PE)ファンドが、欲にまみれて浮き沈みの激しいウォール街でいかにふるまい、存在感を高めてきたのか? 



本書では、ブラックストーンなどのPEが、対象企業に友好的な資金提供を行い、経営陣とともに企業価値を高めてから会社を売るファンドとして、大きな話題となったRJRナビスコの買収以降に仕掛けてきた、歴史的なビッグ・ディールを紹介しながら、PE業界の25年間の栄枯盛衰の歴史を展望する。



ブラックストーンの歴史は、PE業界の歴史そのものであり、また一人の起業家シュワルツマン(とピーターソン)が、大手投資銀行に匹敵するほどの投資・アドバイザリー能力と資金力を兼ね備えた、抜群の収益力を誇る新しいタイプの有力なプレイヤーを金融業界の世界に作り上げていった栄枯盛衰の物語となっている。



プライベートエクイティ(PE)業界に君臨する巨大企業とその創業者の知られざる実態を気鋭のジャーナリストが描く。PE産業の全体像とその重要さを学べる、金融関係者必読の書。

商品を購入する

概要

プライベートエクイティ(PE)業界に君臨する巨大企業とその創業者シュワルツマンの知られざる実態を気鋭のジャーナリストが描く。PE産業の歴史と全容を俯瞰できる、金融関係者必読の書。

目次



第1章 デビュー
第2章 フーデイルの奇跡とリーマンの内紛
第3章 ドレクセルの一〇年
第4章 どぶ板営業
第5章 万事順調
第6章 混乱
第7章 スティーブ・シュワルツマン・ショー
第8章 一時代の終焉、そしてイメージ問題の始まり
第9章 ニューフェイス
第10章 離婚、そして価値観の違い
第11章 看板替え
第12章 復活
第13章 利益重視
第14章 ドイツでつまずく
第15章 時代の先を行く
第16章 助っ人求む
第17章 相性抜群、タイミングは完璧
第18章 売却と新たな資金集め
第19章 求む、一般投資家
第20章 うますぎる話
第21章 オフィス・パーティ
第22章 株式公開
第23章 上がったものは必ず下がる
第24章 報いを受ける
第25章 価値の創造者か、あぶく銭稼ぎか
第26章 カネの向くまま

著者プロフィール

デビッド・キャリー
David Carey

ニューヨークを本拠とするプライベート・エクイティとM&Aの専門誌『ディール』のシニア・ライターで、20年にわたり、プライベート・エクイティ業界を取材してきた。1999年に『ディール』に入るまでは、『コーポレート・ファイナンス』のエディターを務め、『アドウィーク』『フォーチュン』『インスティテューショナル・インベスター』『フィナンシャル・ワールド』などに寄稿していた。ワシントン大学で学士号を取得。フランス文学(プリンストン大学)とジャーナリズム(コロンビア大学)の2つの修士号を持つ。

ジョン・E・モリス
John E. Morris

『ダウ・ジョーンズ・インベストメント・バンカー』のエディター。それ以前は『ディール』のロンドンとニューヨーク拠点で副編集長を務め、プライベート・エクイティに関する報道の責任者を務めた。1993年から1999年まで、『アメリカン・ロイヤー』のエディターおよび編集責任者。ジャーナリストになる以前は、サンフランシスコで6年間弁護士をしていた。カリフォルニア大学バークレー校で学位取得後、ハーバード大学で法学博士号を取得。

土方奈美   [訳者]
ひじかた・なみ

翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業。1995年日本経済新聞社入社、『日本経済新聞』『日経ビジネス』などの記者を務める。2008年同社を退社。米国公認会計士、ファイナンシャル・プランナーの資格を保有。経済・金融分野を中心に翻訳活動を行う。

訳書:
ジョーンズ『グリーン・ニューディール』(東洋経済新報社、2009年)
フォックス『子供の強みを見つけよう』(日本経済新聞出版社、2009年)
テット『愚者の黄金』(共訳、日本経済新聞出版社、2009年)
オーレッタ『グーグル秘録』(文藝春秋、2010年) ブラント『グーグルが描く未来』(武田ランダムハウスジャパン、2010年)
ミラー『群れのルール』(東洋経済新報社、2010年)
テドロー『なぜリーダーは「失敗」を認められないのか』(日本経済新聞出版社、2011年)
エリソン『ウォール・ストリート・ジャーナル陥落の内幕』(プレジデント社、2011年)