メタル・ウォーズ

谷口 正次著
2008年2月15日 発売
定価 1,870円(税込)
ISBN:9784492761717 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:256

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概要

メタルが安価に手に入る時代は終わった。石油の次の危機は何なのか。進む寡占支配、中国の勇躍等ものづくり国日本への不安材料は尽きることがない。第一人者が資源問題の実相に迫る!

目次


序 章 生き返った恐竜
      ―資源メジャーと喰らいつく中国
第1章 世界で囲い込みに狂奔する中国
第2章 メタル資源メジャーの実力
第3章 メタル資源開発の闇
      ―Out of sight, out of mind
第4章 飢餓を呼ぶ世界のメタル消費
第5章 どうする? 日本
      ―歴史上三度目の資源危機


  第8回 日経BP・Bz Tech賞を受賞しました

著者プロフィール

  谷口正次
たにぐち まさつぐ

1938年、東京都生まれ。60年、九州工業大学鉱山工学科卒業。同年、小野田セメント㈱入社。87年、資源事業部長に就任、各種鉱物資源関係事業を手がける。93年、常務取締役就任、環境事業部を立ち上げる。96年、㈱秩父小野田専務取締役、98年、太平洋セメント㈱専務取締役(研究開発・資源事業・環境事業管掌)。

現在、資源・環境ジャーナリスト(講演・執筆活動)。資源・環境戦略設計事務所代表。他にNPO法人ものつくり生命文明機構理事。サステナビリティ日本フォーラム理事。国際日本文化研究センター共同研究員。サステナブル・インベスター顧問。(社)クラブ・エコファクチャー理事等も務める。

専門は資源・環境論。発展途上国における大規模金属鉱山開発の現場の実態を取材。

著書に『教養としての資源問題』(東洋経済新報社)、『メタル・ストラテジー』(東洋経済新報社)、『次に不足するのは銅だ』(アスキー新書)、『入門・資源危機』(新評論)、『資源採掘から環境問題を考える』(海象社)等がある。