21世紀型新産業

田中 將介監修/三菱総合研究所編著
2010年2月24日 発売
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492761847 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:184

編集者コメント




少子高齢化、環境問題、エネルギー問題--。山積する問題とは見方を変えれば千載一遇のチャンスの群れである。日本は課題先進国であって、それらは先進国ならいずれは経験せねばならない問題を他国に先んじて解決する機会である。言い換えれば、そこに大発展の予兆が存在する。


本書では20年後の2030年を一つの目安に、日本発の産業技術がいかにして地球の未来を創造していく可能性があるか、その軌道を明瞭にとらえたものである。


単なる長期予測として以上に、現在の立ち位置を明らかにしつつ未来を先取りする事例集としても役に立つ一冊。

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概要

世界のなかで日本が主役になる可能性は十分にある。日本独自の価値観と強み(技術・仕組み)をかけあわせることで、産業は大発展する。大胆に逆転の発想から捉えていく産業予測。

目次


総 論
1 クライシス・バレーを超えて
2 20世紀型経済システムの終焉
3 所得階層が作り出す新たなグローバルマーケット
4 2030年の新産業と日本のチャンス
  ――技術と効率のイノベーションが未来を再構築する
各 論
第1章 資源・エネルギー
第2章 食
第3章 水
第4章 住宅
第5章 医療
第6章 交通・物流
第7章 都市
第8章 伝統・文化
 

著者プロフィール

田中將介 監修者
たなか・まさゆき

三菱総合研究所代表取締役社長。
1968年 東京大学経済学部卒業。81年エール大学大学院経済学修士号、82年アーサーD・リトル経営大学院経営学修正号取得。

68年株式会社三菱銀行入行。92年調査部長、2004年 株式会社東京三菱銀行副頭取などを経て、05年12月より現職。三菱総研DCS株式会社の取締役会長も務める。

三菱総合研究所 編著者

日本を代表する総合シンクタンク。

約700名の研究員を擁する。研究員の専門分野は科学技術系を中心に多岐にわたる。
1970年の創業以来、企業経営、インフラ整備、教育、医療、福祉、環境、資源、エネルギー、安全防災、先端科学技術、ITなどさまざまな分野で、時代を牽引する役割を担っている。
シンクタンク部門、コンサルティング部門、ソリューション部門があり、企業や国・自治体がかかえる問題の解決策を提言、その実施までを支援している。