2030年の第4次産業革命

デジタル化する社会とビジネスの未来予測

尾木 蔵人著
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492762523 / サイズ:四六/並/286

スマートダスト、サイバーフィジカルシステム、マスカスタマイズ、MaaS、5G、IoT、AI・・・・・・
最先端のテクノロジー、デジタル化が生み出す第4次産業革命は、すべての社会とビジネスを変革していく。
どんなテクノロジーが登場する?
これからの世界はどう変わるのか?
テクノロジー、注目企業、各国の動向を日本の第一人者が徹底解説!
ヤフーCSO(最高戦略責任者)・慶應義塾大学教授 安宅和人氏、ドイツ ローランド・ベルガー名誉会長 ローランド ベルガー氏ほかのインタビュー収録。

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概要

AI やIoTなどのデジタル技術がビジネスを一変させた! 日本の第一人者による第4次産業革命の最前線レポート。

目次

(主な内容)
第1章 第4次産業革命の最前線
・ITプラットフォーマーとレガシー企業の最終戦争(トヨタ、ダイムラー、エアバス)
・米中貿易摩擦とデジタルテクノロジー覇権  (世界を“G2” が動かす時代)
・ファーウエイ問題と5Gが開く未来 ほか

第2章 第4次産業革命を実現するテクノロジー&コンセプト
・加速するコンピューティングパワーと小型化
・AI×データ、マスカスタマイズ、デジタル・シミュレーション、5G ほか
・インタビュー:ヤフーCSO(最高戦略責任者)・慶應義塾大学教授 安宅和人氏

第3章 第4次産業革命の注目企業
・(ドイツ)アディダス、シーメンス(米国)アマゾン(AWS)、マイクロソフト、テスラ
 (中国)アリババ、テンセント (日本)デンソー、ユニクロ ほか 
・インタビュー:ドイツ ローランドベルガー 名誉会長 ローランド ベルガー氏

第4章 各国の第4次産業革命の取り組み
・ドイツ~デジタル・バリューチェーンへの取り組み 
・米国~政府のトップIT企業支援とIoTコンソーシアム 
・中国~中国製造2025とAI戦略、海ガメ作戦 
・日本~世界で問われるリーダーシップ ( 「ソサイアティ5.0」 )ほか

第5章 2030年の第4次産業革命
・どんな新しい技術・ビジネスモデルが登場している? 
・2030年に台頭している企業
・どの国がイニシアティブを握っているのか ほか

第6章 日本の未来
・経営者の役割
・世界をけん引するデジタル大国への飛躍 ほか
・インタビュー:IVI(インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ)理事長・法政大学教授 西岡靖之氏
 

著者プロフィール

尾木 蔵人  【著】
おぎ くらんど

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 国際アドバイザリー事業部副部長。ドイツ連邦共和国 ザクセン州経済振興公社 日本代表部代表。

1985年東京外国語大学ドイツ語学科卒業後、東京銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。ドイツ、オーストリア、ポーランド、UAE、英国に合わせて14年駐在。日系企業の海外進出支援に取り組み、2005年ポーランド日本経済委員会より表彰。日本輸出入銀行(現・国際協力銀行)出向。アジア諸国向けIMF、世界銀行協調融資等担当。2014年4月より現職。

企業活力研究所ものづくり競争力研究会委員。IVI(インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ) 学術会員。日本経済調査協議会人工知能(AI)委員会主査(2016~17年)。経済産業省ものづくり分野における人工知能技術の活用に関する研究会副主査(2017~18年)。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究所研究員(2017~18年)。