ユニクロ 疲弊する職場

週刊東洋経済eビジネス新書no.001

週刊東洋経済編集部編
2018年5月30日 発売
定価 220円(税込)
ISBN:9784492914533 / サイズ:e新書/並/38

 急成長を続けるユニクロ。一方で同社ではサービス残業が常態化、うつ病の罹患率も高い。グローバル企業の実像を追った。

編集部から ~あとがき~
 ユニクロ(ファーストリテイリング)を記事にするにあたって、柳井正会長兼社長の著作を何冊か読み直しました。『一勝九敗』『現実を視よ』『成功は一日で捨て去れ』……。どれもとても面白い。論理的な思考、理知的な語り口、経営への情熱。正直、日本の経営者でここまで読ませる人は少ない。この企業の強さと独自性をあらためて認識しました。しかし、です。長時間労働の実態や上意下達の企業風土については経済ジャーナリズムとして、ぜひとも指摘しておきたい事柄です。日本発のグローバル企業になる可能性があるからこそ、読者や社会にこの企業の現状を知らせたい、そう考えました。なお同社はこちらの取材要望にきちんと対応してくださったことを明記しておきます。

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概要

急成長を続けるユニクロ。一方で同社ではサービス残業が常態化、うつ病の罹患率も高い。日本発のグローバル企業になる可能性があるからこそ、読者や社会にこの企業の現状を知らせたい。その実像を追った。

目次

・ユニクロ 疲弊する職場
・高額訴訟で徹底対決、消えたユニクロ批判
・店長育成が最優先、昇格なければ去れ
・現場を苦しめる建前と現実の乖離

著者プロフィール

週刊東洋経済編集部  【編】
しゅうかんとうようけいざいへんしゅうぶ

情報量と分析力で定評のある総合経済誌