追悼 孤高の大経済学者・宇沢弘文

週刊東洋経済eビジネス新書no.087

週刊東洋経済編集部編
2018年5月30日 発売
定価 330円(税込)
ISBN:9784492918852 / サイズ:e新書/並/88

 2014年9月18日、ノーベル賞に最も近かった経済学者、宇沢弘文氏が86年の生涯を閉じました。数理経済学者として米国で活躍した後、“行動する経済学者”として、公害に悩む水俣で患者の苦しみを聞き、空港建設問題に揺れる成田では国と住民の調停役を買って出ます。

 「社会的共通資本」の理論を提案し、すべての人々が幸せに生きられる社会を考え続け、その思想は世界中から高く評価されました。大経済学者の波乱の86年をたどります。環境や医療問題、石橋湛山に関する過去のインタビューも同時収録。

 本誌は『週刊東洋経済』2014年10月18日号、2008年11月1日号ほか、『自由思想』(石橋湛山記念財団発行)117号掲載の27ページ分を電子化したものです。

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概要

「社会的共通資本」の理論を提案し“行動する経済学者”として、世界中から高く評価された大経済学者の波乱の86年を辿る。環境や医療問題、石橋湛山に関する過去のインタビューも同時収録。

目次

人間の心の復権を唱えた大経済学者

著者プロフィール

週刊東洋経済編集部  【編】
しゅうかんとうようけいざいへんしゅうぶ

情報量と分析力で定評のある総合経済誌