ゼネコン バブル超え

週刊東洋経済eビジネス新書no.189

週刊東洋経済編集部編
2018年5月30日 発売
定価 220円(税込)
ISBN:9784492919873 / サイズ:e新書/並/90

大林組、鹿島、清水建設、大成建設の上場4社は2016年3月期、そろって最高純益を更新した。特筆すべきはその急回復ぶりだ。非居住用建築物の着工単価もバブル期の20万円/㎡を超える。リニア中央新幹線は、品川─名古屋間だけで約5・5兆円、さらに名古屋-大阪間を加えると総工事費は9兆円を超える巨大プロジェクトだ。
しかし、そこに死角はないのか?。変わりゆくゼネコンを取り巻く環境からいまの業界を探っていく。スーパーゼネコン4社のトップインタビューから見えるものは…。

※本誌は『週刊東洋経済』2016年7月30日号掲載の20ページ分を電子化したものです。

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概要

大林組、鹿島、清水建設、大成建設の上場4社は2016年3月期、そろって最高純益を更新。特筆すべきはその急回復ぶりだ。変わりゆくゼネコンを取り巻く環境からいまの業界を探る! スーパーゼネコン4社のトップインタビューから見えるものは…。

目次

ゼネコン バブル超え
五輪後も続く再開発・優良案件を「選別」…赤字受注は過去のもの
政策保有株「放出」への圧力
【TOP INTERVIEW】 大林組 社長・白石 達
 10年先までは大丈夫 新しい顧客が出てくる
【TOP INTERVIEW】 鹿島 社長・押味至一
 掘削の新技術を投入 採算もそれほど心配ない
【TOP INTERVIEW】 清水建設 社長・井上和幸
 五輪後も高水準を維持 施工能力を一段高める
【TOP INTERVIEW】 大成建設 社長・村田誉之
 東京での仕事は3割増 18~19年にピーク迎える
ゼネコン熱視線! リニア新幹線工事が始動
【業界を覆う人手不足の実態】下請けは依然悲鳴!10年後労働者は“消滅”
加速する建築家外し…ゼネコンが設計・施工を丸抱え
INTERVIEW 建築家・隈 研吾
 建築に保守的な日本は世界に出遅れてしまう

著者プロフィール

週刊東洋経済編集部  【編】
しゅうかんとうようけいざいへんしゅうぶ