脱炭素サバイバル

週刊東洋経済eビジネス新書No.374

週刊東洋経済編集部編
2021年10月18日 発売
定価 550円(税込)
ISBN:9784492921753 / サイズ:e新書/並/126

21世紀の世界経済を左右するグリーン革命の号砲がついに日本でも鳴り響いた。2020年10月、菅首相(当時)は2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」を宣言。日本・欧州・米国・中国、各国の政府、産業界が描くシナリオと技術開発を探りながら、21世紀の産業界の大問題をわかりやすく整理する。

本誌は『週刊東洋経済』2021年2月6日号掲載の33ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。したがって、その後の経済や社会への影響は反映されていません。

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概要

政府は2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」を宣言。グリーン革命の号砲が鳴り響いた。各国政府・産業界の脱炭素戦略をめぐり大乱戦の中、本命のシナリオと技術の行方は?

目次

脱炭素戦略を読み解く4つのポイント
舵を切った日本 脱炭素への困難な道のり
INTERVIEW 「水素・CCUS偏重に危うさ」(安田 陽)
水素・燃料電池に死角あり
金融が促す企業の脱炭素
欧州が先行く脱炭素への道
中国の成功は再エネ次第
米国が挑むグリーン革命
自動車 脱炭素のジレンマ
トヨタ「FCV」戦略の成否
熱を帯び始めたEV覇権争い
日本の鉄鋼業は生き残れるか
脱炭素に挑む大手商社の思惑
INTERVIEW 「洋上風力で欧州子会社の知見を生かす」(中西勝也)
総合重工は水素シフトに活路

著者プロフィール

週刊東洋経済編集部  【編】
しゅうかんとうようけいざいへんしゅうぶ