不動産投資 光と影

週刊東洋経済eビジネス新書No.383

週刊東洋経済編集部編
2022年1月12日 発売
定価 440円(税込)
ISBN:9784492921845 / サイズ:e新書/並/118

株式投資などと比べて「ミドルリスク・ミドルリターン」とされる不動産投資。中でも賃貸住宅は景気変動に強く、不況期にも稼働が落ち込みにくいとも言われる。預貯金や債券などの金融商品よりも総じて利回りが高いことも魅力だ。他方で、コロナ禍が賃貸市場に及ぼす影響は無視できない。これまで以上に賃借人のニーズは変化し、多様化している。そうした中で結局は赤字で苦しんでいる投資家がいることも現実だ。先行きが見通せない状況下、何が不動産投資の優勝劣敗を分けるのか。現場の光と影を追った。

本誌は『週刊東洋経済』2021年4月24日号掲載の30ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。

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概要

コロナ禍で、不動産投資にいっそう注目が集まっている。家計の「カネ余り」を背景に、マンションやアパートなどへの投資熱は冷める気配がない。だが、不動産投資はローリスクではない。優勝劣敗の光と影に迫る。

目次

熱狂する投資家と軟調な賃貸市場
不動産投資家のリアル
賃貸「繁忙期」に異状あり
銀行融資「狭き門」の突破法
スルガ銀行 水面下での変節
コロナ時代 不動産投資の焦点
アパート投資で勝つ方法
サブリース まさかの盲点
INTERVIEW 「弱者に付け込む理不尽」(三浦直樹)
スルガ銀行が異例の対応 借金帳消しで解決へ
利回りだけを見ていてはダメ 借金を使いこなせ
不動産投資 節税Q&A
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不動産サイト「徹底」活用術
IoTでロボットホームは復活できるか
すご腕投資家に学ぶ不動産投資の勘所

著者プロフィール

週刊東洋経済編集部  【編】
しゅうかんとうようけいざいへんしゅうぶ