ニッポンの給料

週刊東洋経済eビジネス新書No.458

週刊東洋経済編集部編
2024年7月5日 発売
定価 440円(税込)
ISBN:9784492922590 / サイズ:e新書/並/108

2023年の春闘は例年と異なり、回答指定日を前に組合の賃上げ要求へ「満額回答」が相次いだ。会社側にとっても従業員の士気を維持し、有能な人材を確保するため、賃上げの必要性に迫られているようだ。だが、結果の数字だけではなく、賃金・給料の実態を知る必要がある。働き方と給与についての議論を踏まえつつ、その実態に迫り、ニッポンの給料を大解剖していこう。

本誌は『週刊東洋経済』2023年3月11日号掲載の28ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。

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概要

2022年までと打って変わり、賃上げを表明する企業が相次いだ。低迷する賃金が経済成長の阻害要因と経営者も気づき始めた。賃上げを生産性上昇につなげ成長を実現できるか。ニッポンの給料を大解剖する。

目次

春闘に集まる異例の熱視線
賃金をめぐる基本の「き」
INTERVIEW 「賃上げは今年で終わらない 人への投資が重要だ」(芳野友子)
闘わない春闘が日本経済をダメにした
給与と働き方のリアル 企業の取り組み
地方中小企業 賃上げ企業の秘訣
ほんとにいい会社とは何か?
コンサル転職 若手エリートの胸の内
ゲーム業界 賃上げレースの深層
役職定年 バブル世代の処遇と悲哀
INTERVIEW 「最低賃金の引き上げこそ重要 経営者は搾取をやめるべきだ」(デービッド・アトキンソン)

著者プロフィール

週刊東洋経済編集部  【編】
しゅうかんとうようけいざいへんしゅうぶ