NPSの極意

木下 幹彌著
2015年11月13日 発売
定価 880円(税込)
ISBN:9784492961155 / サイズ:サイズ:新書判/ページ数:136

基本思想は、「小さな設備機械、少ない人数、少ない仕掛かり、不良のない、リードタイムの短い製造技術の追求」――。ユーザーの要求する品質・価格・納期を阻害する要因をすべて無駄と見なし、これを営業・開発・生産・物流・管理など企業部門全体が徹底的に排除するよう務めるNPSには日本製造業の原点がある。激動の時代ほどに本業回帰が必要と説く。

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概要

NPS--。今なお進化し続ける生産システムの内部で何が起こっているのか。スキルと考え方を一冊に凝縮。

目次

1 NPSの基本理念
2 NPSの基本思想
3 Aパターン・Bパターンの概念
4 「A+B+C」という考え方
5 企業の仕組みとあるべき姿
6 三つの生産ステップ
7 平準化という課題
8 質の統御
9 原価
10 標準作業
11 「かんばん」について

著者プロフィール

木下 幹彌
きのした・みきや

昭和4(1929)年10月13日、兵庫県神戸市生まれ。
神戸経済専門学校(現・兵庫県立大学)卒業。
中央紡績(株)入社、日本シーラント(株)・代表取締役社長、ウシオ電機(株)・代表取締役社長を経て、昭和56(1981)年、NPS研究会・理事長に就任。昭和57(1982)年7月、NPS研究会の運営母体である(株)エム・アイ・ピー・代表取締役社長に就任。平成25(2013)年5月より同社・取締役会長。
編著に、『モノづくりの経営思想』(東洋経済新報社)、共著に、『モノづくりと「武士魂」』 (創英社/三省堂書店)。