「幸せ」視点のライフデザイン

2万人アンケートが描く生き方・暮らし方の羅針盤

第一生命経済研究所著
2021年10月15日 発売
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492962015 / サイズ:A5/並/232

●コロナ禍を受け、生活者の意識や行動はどのように変わったのか?
●2万人の調査でわかった、QOLを高め、自分らしく幸せに生きるための手がかり満載!
●「ライフデザイン3.0」…自ら未来を描き、それに向けていつからでも始められ、何度でもやり直し、方向転換しながら歩むスタイル
●幸せを生み出す3つの人生資産「つながり」「お金」「健康」を保ち増やす具体策は?

今回、コロナ禍中での実施となった2万人の生活者アンケート定点調査。当たり前だった日常はどう変わったのか、3度の臨時調査の結果も踏まえ総合的に分析し、Afterコロナのライフデザインを考察する「ライフデザイン白書」2022年版としてまとめた。つながり、お金、健康の3つの人生資産を基盤に、いつからでも、何度でも、方向転換しながら、一人ひとりがそれぞれの幸せを追求する「ライフデザイン3.0」を提唱。働きがいや楽しい職場をめざす「幸せ視点」の経営も浸透するなか、幸せに「なる」ではなく、幸せを体感し、幸せであり続けるWell-beingのあり方について改めて考えるための一冊。

<トピック>
不要不急こそ必要急務/サーキュラーエコノミー/家族の絆とDX/GDW(国民総充実)/ジェンダーニュートラル/eSports時代到来/健康でなくても幸せ/ユニバーサル社会/Society5.0/利他と利己 寛容さ/人生100年時代のwell-being/大金持ちよりゆとり感/トキデザイン消費/多様性の価値認識/サステナビリティ/「FIRE」は実現するか/自分で決める幸せ/WLI(ワークライフインテグレーション)/障害と生きる、持病と生きる/ジョブ型雇用とエンゲージメント…

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概要

2万人生活者定点調査の最新版。つながり、お金、健康の3つの人生資産を基盤に、それぞれの幸せを追求するライフデザインを提唱。

目次

序章 多様性を受け入れ、幸せを体感するライフデザインに向けて

■第1部 つながり
第1章 ニューノーマルと「つながり」
1 再び「つながる」ことはできるのか
2 ニューノーマルとコミュニティ
3 私が暮らす「まち」を発見する

第2章 変化する、家族のあり方 
4 Withコロナ時代の幸せな家族づくり
5 コロナ禍の家族時間、ひとり時間
6 コロナ禍と家族のつながり

第3章 余暇・交流の新しい形
7「トキデザイン消費」が創る自分
8 DXが実現する趣味のある生活空間
9 ライブ感がもたらす「一緒」の時間
10 eスポーツの発展と可能性

第4章 多様な働き方と新しいつながり方
11 心理的安全性を高めるピアボーナス
12 テレワークの先の未来

■第2部 お金
第5章 「働きやすさ」から「働きがい」へ
13 企業と社員をWin-winの関係に導くには
14 コロナ禍が後押しする社会人の学び直し
15 働き手に幸せをもたらす自律的キャリア
16 DXが変えるこれからの働き方
17 自分らしい働き方はどう創る? 

第6章 「幸せ」視点から見た経済・家計
18 お金は幸せな人生を歩むための武器? 
19 「幸せ」になるマネーデザインとは
20 プロに学ぶ人生100年時代のマネーデザイン
21 外出自粛とDXがもたらした新しい買い方・払い方
22 想像力がつなぐバリューチェーン 「寛容さ」で作る持続的消費社会

■第3部 健康                                 
第7章 体と心の健康づくり
23 「ニューノーマル」の生活習慣を目指して
24 体の健康マネジメント
25 心の健康を保つには
26 フレイルを予防して要介護者増加に歯止めを

第8章 ユニバーサル社会に向けて
27 健康でない人も幸せに暮らせる社会へ
28 慢性疾患と社会参加~障害があっても自分らしく~
29 誰でもいつでもどこへでも~「お出かけ」のユニバーサルデザイン~
30 モビリティの進化に求められる新しい視点

特別企画 石川善樹氏インタビュー
人生100年時代のwell-beingを考える

各章のまとめ 3つの人生資産と新型コロナウイルス
終章 「幸せ」視点のライフデザイン

著者プロフィール

第一生命経済研究所  【著】
だいいちせいめいけいざいけんきゅうしょ

第一生命経済研究所は、第一生命グループの総合シンクタンク。経済分野にとどまらず、金融・財政、保険・年金・社会保障から、家族・就労・消費などライフデザインに関することまで、さまざまな分野を研究領域としている。
生活研究部門の前身は1988年に第一生命が設立したライフデザイン研究所であり、2002年に第一生命経済研究所と合併し現在の組織となった。独自のアンケート調査やフィールド調査にもとづくレポートの発信、セミナー事業の展開などを通じ、広く世の中に情報提供・提言を行っている。

ホームページ:https://www.dlri.co.jp/