決算書で自社・競合・取引先のビジネスモデルがわかる

財務分析マスター講座

分析Excelシートを使った同業他社・時系列でつかむ企業の「強み」

開催概要

実施形式
オンデマンド配信
講座時間
4時間15分
視聴期間
ご入金確認から14日間
申込締切
2021年7月1日(木)18:00
受講料
39,600円(税込)

講座のポイント

(1)管理職・責任者として、自社の現状を数字で把握したい

決算書(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)にはそれぞれの役割があります。3表の読み方を知ることで、社会の中での会社の姿を読み解き、自社の事業あるいは自社における各部署の動き方を考える指標がわかります。

(2)自社や競合、取引先の儲け方のタイプや収益力・潜在力を知りたい

財務分析によって企業の事業のありよう、強み、投資とリターンの関係など多くを知ることができます。今後の展開を判断、決定するために、必須の知識です。

(3)自社でも、すぐに使える【分析Excelシート】付き

講義で使用する分析を行うExcelシートをダウンロードして、指定箇所に財務データを入力すれば必要な財務指標を入手できます。財務指標が持つ意味の理解を深めることで、より本質的な理解を可能にします。

プログラム

基礎と事例で決算書の見方・読み方・使い方がわかるプログラム

  1. 決算書の仕組みと読み方
  2. 財務分析の基本と収益性分析
  3. 安全性分析と回転期間分析
  4. まとめ 分析シートの活用法

受講者の声

  • 帰ってすぐに演習してみる意欲が湧き、苦手意識が消えた。いろいろなトピックもとても興味深く、大変価値ある講座だった。(医療事業/部長)
  • 実践に基づいた内容が非常にためになった。今後も南先生の講座があれば受講を希望する。(情報・通信サービス業/代表)
  • BSの読み方、活用法を理解することができた。(旅行・ホテル・レジャー/課長)
  • 財務三表を個別ではなく関連させた解説や、経営指標を6期横並びにして見る財務・経営状態の分析がわかりやすかった。(製造業/役員)
  • 自社の数字だけを見るのではなく、他社と比較して強みや改善点を見つけるアプローチが参考になった。(製造業/主任)

講師紹介

南 俊基氏

南公認会計士事務所 代表
公認会計士/税理士/日本証券アナリスト協会検定会員

南 俊基氏

会計・財務のわかりやすい解説に定評がある人気講師

早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(経営学修士)。監査法人トーマツ、ソニー株式会社100%出資の経営戦略コンサルティング会社ジェンシスコンサルティング株式会社を経て、財務省理財局にて財政投融資監査業務に従事する。上場バイオベンチャーにて、創業時から監査役を務める。現在は南公認会計士事務所の代表として、メーカー、IT企業、バイオベンチャー企業等に対して、事業戦略、財務戦略、コスト管理に関するコンサルタントとして活躍するほか、企業向けに財務、管理会計の研修を数多く実施している。総合辞書サイトJLogosを運営するエア株式会社の取締役も務める。

開催概要

実施形式 オンデマンド配信
販売期間 2021年5月24日(月)~7月1日(木)
対象 決算書、財務分析の基本を横断的にマスターしたい方

※新任管理職の方にはとくにおすすめです
※部署・役職は問いません
視聴期間 ご入金確認から14日間
※視聴期間はご入金確認から開始となります。期間中、何度でもご覧いただけます。
講座時間 4時間15分
受講特典 自社ですぐに使える分析Excelシート付き
講師への質問フォーム付き
受講料 39,600円(税込)
主催 東洋経済新報社

プログラム詳細

1.決算書の仕組みと読み方

  • 貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の関係
  • 貸借対照表からわかること
    -登場人物から見える会社の資金の流れ
    -貸借対照表は情報の宝庫
  • 損益計算書からわかること
    -売上-コスト=利益の計算式から見える会社の活動
  • キャッシュフロー計算書からわかること
    -キャッシュをどのように生み出し、どのように使っているのか
  • セグメント情報から見る利益の源泉

2.財務分析の基本と収益性分析

  • さまざまの分析手法
    -過去から現在、将来を見る時系列分析
    -同業他社と比較して会社の優劣を見る同業他社分析
    -収益性、安全性、回転期間分析とは
  • 収益性分析
  • 投資利益率(ROI)
    -投資とリターンの関係
  • 投資利益率から見る商売の本質
    -利幅モデルか薄利多売モデルか
  • ROA(Return on Asset)
    -経営者から見た投資利益率
  • ROE(Return On Equity)
    -株主から見た投資利益率
  • 売上総利益率(粗利率)
    -企業の原始的な利益率
  • 売上高営業利益率
    -企業の本業からの利益率
  • 売上高当期純利益率
    -企業の最終的な利益率

3.安全性分析と回転期間分析

  • 安全性分析
  • 流動比率
    -短期支払能力を見る
  • 固定長期適合率
    -資金の安定的調達性を見る
  • 株主資本比率
    -調達資金の質を見るインタレストカバレッジレシオ
  • -借金の大小を見る
  • 回転期間分析
  • 売上債権回転期間
    -代金回収サイクルを見る
  • 棚卸資産回転期間
    -在庫の動きを見ながら不振事業をあぶり出す
  • 仕入債務回転期間
    -会社の支払いサイトの動きを見る

4.まとめ 分析シートの活用法

  • 収益性分析による3社比較
  • 分析シートの活用法
  • 回転期間による2社比較