臨時増刊・別冊

名古屋激震
2009年5月11日 発売
定価 723円(税込)
JAN:4910201360598

再生の光は見えるか

名古屋に“激震”が走った。昨秋からのトヨタショックで企業業績、雇用、自治体財政はすべて悪化。市長が交代し、今後再生は出来るのか。

徹底検証:今、そこにある危機
データで見る:名古屋経済の実態
章男新体制:トヨタショックの波紋
新市長:どうなる?!「河村」市政

東京 名古屋間が40分!
リニア新幹線の波及効果

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目次

P.8

特集1
今、そこにある危機。

P.10 データで見る これが名古屋の実態だ!

 どうなる?!新市長「河村」市政


P.16 トヨタショックの波紋 章男新体制で変わるか

P.20 東海の「派遣村」 雇用悲惨の実態

P.24 失業率は実に6割 「日系人」を襲う貧困

P.26 激増する「企業倒産」 沈む東海の中小企業

P.32 新規供給は抑制ぎみだが マンション最前線 価格は軟調へ

P.38 縮小する市場 ビル空室率は"警戒水域"


P.44

特集2
企業の悪戦苦闘

P.46 ホンダ、F1撤退すれど、新「鈴鹿サーキット」始動

P.50 一宮の生産停止は序章か
中部に走る「ソニーショック」

P.54 "名古屋ブルーチップ"も業績急落
穏やかな連合体「森村」を襲う大波

P.58消費凍結でも熱い百貨店バトル
松坂屋王国グラリ 覇権近づく?高島屋

P.62巨艦店の開業延期が相次ぐ
ドル箱「SC」急降下。イオンは残れるか

P.66 サークルKサンクス 「チェーンの顔を作れ」

P.68 怪物コメダが満を持し、関東・関西攻略へ

P.72 ついに赤字転落 苦境に立つセントレア "トヨタ空港"の正念場

P.76 十六銀と岐阜銀が資本提携 救済型中心に進む地銀、次の「再編」

P.78 あの読売新聞が再攻勢?
“独占”守れるか 中日新聞の葛藤

P.80 わずか1票差で否決!
「立命館誘致」は白紙 岐阜市が嵌った混迷


P.88

特集3
再生に向けて、これから―

P.90 東京と名古屋が一体化。メガ経済圏の波及効果
時速500kmのリニア新幹線開業

P.94 「プリウス」爆走の裏 トヨタの敵はトヨタ

P.96 半世紀ぶりに「空」へ進出
MRJは"名古屋産"目指せ! 受注1000機

P.98 最大のターゲットはトヨタか?
東レが名古屋で育む「炭素繊維複合材料」

P.102 ついに目覚めた名古屋グランパス
"万年中位"返上へクラブ変貌計画進む

P.110 潜在能力の高さは変わらず
中部経済回復の鍵はハイブリッドにあり


Top Interview

P.82 伊藤忠商事会長  丹羽宇一郎
「名古屋は自動車依存を脱し、生命科学の分野にも力を」

P.106 JR東海会長 葛西敬之
「東京-名古屋は40分。想像を超えた世の中が現れる」

Interview

P.30 三菱UFJリサーチ&コンサルティング エコノミスト
内田俊宏 マネーバブルの代償重い。次世代製品の開発急げ

P.40 共立総合研究所 調査部主席研究員
江口 忍 10年先もトヨタ頼み。心中覚悟の連帯感が必要

Column

P.3 ― 名古屋は終わっていない―

P.41 夜の街「錦」でもトヨタショック

P.53 東鉄が一大投資した"常識破り"の勝算

P.70 柴田氏が大改革したホテルアソシア

P.100 名古屋は危機こそ「トヨタ本」頼み?

P.114 編集後記

訂正情報

名古屋臨時増刊号2009 訂正情報

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週刊東洋経済 名古屋臨時増刊号2009(2009年5月11日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

ページ 訂正内容
59ページ

3段目 18行目
:「JR名古屋高島屋は外商を行っていない」

:「JR名古屋高島屋は外商比率が約8%と少ない」