学界とビジネスの現場をつなぐ本格的経営誌。
企業の競争優位を確立し、企業価値を向上させるためには、生産設備や土地などの有形資産への投資対効果を高めるだけでなく、企業ブランドや知識、特許などの無形資産をいかにうまくマネージするかが問われるようになってきた。本号では、経営戦略論、組織論、経済学、マーケティング、会計学など様々な分析角度から、無形資産を企業価値に結びつけるための理論や方法を論じる。
情報ネットワークとビジネス
今井賢一
20世紀の経営学
■「科学」化からの脱却
沼上 幹
持株会社と銀行
■コーポレート・ガバナンスからみた1920年代と現代
岡崎哲二
組織の時代は終わったのか
米倉誠一郎
20世紀の日本型生産システム
藤本隆宏
「会社」から「企業」へ
倉重英樹
マネジメント1901-2000
岸本義之
ソニー
コーポレート・アーキテクチャの革新
エリジオン
IT系ベンチャー企業のコンピタンスと可能性
IT革命のラストワンマイル
競争戦略論(2)
青島矢一/加藤俊彦
「ハードクラッシュ」で会社は変わる、日本も変わる 奥田 碩(トヨタ自動車会長)
製品システム階層の戦略的マネジメント
朴 泰勲
モジュラー化、オープン化
武石 彰