学界とビジネスの現場をつなぐ本格的経営誌。
技術をもとに新産業を創成し、産業競争力を向上させる必要性が叫ばれるなか、MOT(マネジメント・オブ・テクノロジー)という概念が脚光を浴びている。 日本においては、MBAと並ぶ実践的教育プログラムとして先に浸透した観のある言葉だが、その意味するところはより深遠である。 日本にとって必要なMOTとは何か、どうすればこの概念を活かした効果的な経営ができるのか。 MOTを生んだ米国との比較を交えつつ、MOTの本質をより深く考えるための材料を提供する。。
特集にあたって
竹内弘高
日本企業のコーポレートガバナンス
■競争力強化のための視点
清水紀彦 ほか
個人主導の人材資源開発
■能動的ラーニングとキャリア
石倉洋子 ほか
ITのインパクトと企業戦略
■ビジネス・アーキテクチャの視点から考える
楠木 建 ほか
経済の再活性化と金融市場
■PEFと年金基金の役割
大橋和彦 ほか
Can Japan Compete?
特別講演
マイケル・E・ポーター
「21世紀サミット」
生田正治/中谷巌/宮内義彦/大宅映子/北城恪太郎/町村信孝/出井伸之/奥田陽一/鈴木尚/伊藤邦雄/佐山展生/ロバート・A・フェルドマン
ネットワーク統合と価値創出の新指標
:「eバリューマトリクス」が示すビジネスモデル変革の方策
日置克史
競争戦略論(3)
青島矢一/加藤俊彦
新日本製鐵
ニューエコノミーに移行する大企業の変革プロセス 阿久津 聡
エア・ドゥ
「航空ベンチャー」の挑戦と蹉跌 藤井由紀子
経営エリートの育成
連結会計
加賀谷哲之
技術的パラダイムからの逸脱
:青色LED開発組織の事例研究
藤井大児
八城政基(新生銀行社長)