学界とビジネスの現場をつなぐ本格的経営誌。
企業経営のリーダーとしてのトップマネジメントに対する関心が高まっている。経営力回復のためには、企業のトップがもっとリーダーシップと戦略構築能力を持たなくてはならないという危機感があるからである。では、企業経営者やトップマネジメントとはどういう人々で、何をするべき人々なのか。その役割や育成において、外国や戦前の日本などと比べてどんな特徴があるのか。日本企業のトップマネジメントの実像についてミクロ・マクロの両面からの分析を踏まえ、その機能面、育成面における課題を考える。
よき経営者の姿
伊丹敬之
企業のトップとして大切なことは何か
丹羽宇一郎
戦後日本の経営者群像
田中一弘/守島基博
戦前日本における専門経営者雇用の決定要因と効果
■綿紡績会社を中心として
岡崎哲二
専門経営者の帝王学
三品和広
知識ベース企業理論
■戦略経営のダイナミックな進化に向けて
野中郁次郎/遠山亮子/紺野 登
時間展開という落とし穴
沼上 幹
Part3 化粧品:イメージ・メーカーの戦い
金 春姫/古川一郎
劇団四季
演劇ビジネスのイノベーション 石倉洋子
東芝
二次電池市場における事業化への挑戦と撤退 坂本雅明
リスクマネジメント
柳瀬典由
勝負は一番でなければおもしろくない 林野 宏